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ドライバーに悩むあまり“ヘッドを切断”! 開発者の苦肉の策から誕生した「アイアンドライバー」ってどんなクラブ?

最近ドライバーショットを曲げてばかりで「もう嫌だ……」と迷走中の方。もし、構えた時にドライバーっぽさがなかったらどうだろうか? 苦手意識がなくなるギア、一度打ってみてほしい!

PHOTO/Hiroaki Arihara、Tadashi Anezaki THANKS/GOLF LOUNGE BeBe

ドライバーイップス
克服のために生まれた

『ドライバー嫌いが使えるドライバー』だと豪語する開発者・岩崎暁展さん。その理由とは?

「開発前の私は、どうやっても曲がり続けるというドライバーイップスに陥っていました。しかも、職業柄あらゆるモデルを試せていたぶん、正直手詰まりだったんです。だからこそ、ヘッドを切断するという大胆な手段が取れたとも言えます。その後も振り心地などの感覚を優先して改良を進めました。その結果、重心角は小さく低重心すぎない構造にたどり着き、現代の主流モデルとは相反するドライバーが出来上がりました。

ミスが連発してゴルフがつまらなくなっている、フィッティングをしても改善点が見つからない、と諦め半分の方にはぜひ手にしてもらいたいです」(岩崎)

Point①ドライバー感ゼロ! “手のひら感覚”だからスクエアに当たる

UTのような見た目なので、スクエアに構えやすい。手のひらの向きを意識して下ろせば、フェース向きがブレることなくスクエアに当てられる

Point②グースネックで球がつかまる

トップラインがシャフトよりも後方に位置するグース形状なので、通常のドライバーより球をつかまえやすい

Point③フェース面は通常のドライバーと同じ大きさだから安心!

フェース面の長さはそのままに、角を四角く拡張。スイートエリアが広くなり芯に当てやすい

Point④重心距離が長く当たり負けしづらい

トウ側に当たってしまっても、重心距離が長いので、当たり負けせず飛ばせる

Point⑤43.5インチで振りやすさ抜群

ミニドライバー同様、通常より2インチ短く、3Wより0.5インチ長くして振りやすさを追求

ソナテック
「アイアンドライバー」

●ヘッド体積/250cc ●ボディ素材/Ti811鋳造 ●フェース素材/6-4Ti板材 ●ソール/SUSウェイトパーツ ●ロフト角/12度 ●ライ角/59度 ●ヘッド重量/215g ●シャフト/アイアンドライバー専用(三菱)、オリジナルカーボン(S/R) ●クラブ長さ/43.5インチ ●ルール適合/申請中 ●価格/6万9300円

月刊ゴルフダイジェスト2025年11月号より