Myゴルフダイジェスト

  • ホーム
  • レッスン
  • 【大西翔太のSWINGど真ん中】Vol.22 半分浮いているラフのアプローチは“芝を刈り取る”イメージで【動画あり】

【大西翔太のSWINGど真ん中】Vol.22 半分浮いているラフのアプローチは“芝を刈り取る”イメージで【動画あり】

ゴルフのスウィングを基礎からしっかり学びたい人や、初心者にゴルフを教えたい人は必見! 青木瀬令奈のコーチを務める大西翔太が、最新理論を踏まえた“ど真ん中”のスウィング理論を指南。

TEXT/Masato Ideshima PHOTO/Shinji Osawa THANKS/横浜CC

大西翔太 おおにし・しょうた。1992年生まれ千葉県出身。青木瀬令奈のコーチ兼キャディとしてツアーに帯同。「気持ちは熱く、理論はやさしく」をモットーにアマチュアにもレッスンを行う。「ゴルフをメジャースポーツにしたい」と、様々な活動を行っている

>>前回のお話はこちら

グリッププレッシャーを
最後まで緩めない

ボールが半分浮いているライの場合はヘッドがボールの下に入るスペースがあるのである程度高さは出しやすくなります。ただ、夏のラフは強くて抵抗が強いので半分浮いているからといって油断しないこと。まずはグリッププレッシャーが緩まないように意識してください。グリッププレッシャーが緩むと当たり負けや逆にヘッドが返り過ぎて引っかける可能性もあります。

ライの見極めがポイントになりますが、ボールが芝の上に乗っている状態であればボールの前後の芝ごと刈り取るイメージで振るとグリッププレッシャーを緩めることなく振り切ることができます。

大事なのはアドレスの段階で球が上がる構えを作っておくこと。手元は体の中心にセットして、入射角を緩やかにします。打ち込まずに緩やかな軌道でインパクトしてください。フェース面をボールに当てようとせずにリーディングエッジで芝を刈り取るようなイメージで振り切る。このときいつもより大きく振る意識を持って打ち急がないようにしましょう。

芝ごと飛ばす意識で大きく振る

ヘッドが芝の下に入るスペースがある時はインパクトの強さで飛ばすのではなく、スウィング弧の大きさで飛ばすのがポイント。ボールの前後の芝ごと刈り取るイメージで大きくゆったり振る。少しフェースを開いておくことで刈り取りやすくなる

球が上がる構えを作る

アドレスの段階でボールが勝手に上がる構えを作っておく。手元はハンドファーストにせず、体の中心にセットして、入射角が緩やかになるようにする。こうすることでロフトが大きい状態でインパクトできるので高さが出せる


詳しい解説は動画をCHECK!

月刊ゴルフダイジェスト2025年10月号より