【ギア選びのウソホント】Vol.242「夏はグリップとグローブに気を使おう」
堀越良和「ギア選びのウソホント」
「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説!

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- 「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説! チップ径は335、350、355、370の4種類。左側はチップ径が細め、右側はチップ径が太め。 >>前回のお話はこちら 今回はUTの打点に注目します。なぜUTなのか? UTは大きく2つのタイプが存在するか……
今回は、夏の暑い時期にこそ、伝えたいことです。それがグリップ交換です。多くのアマチュアは、グリップ交換はオフシーズンにやるものだと考えがちですが、寒い時期は素材であるゴムが硬くなり、それほどグリップ力の差が出にくいのです。ですが、夏は汗をかくことでグリップが滑ることがよくあります。まして何年も替えていない、つるつるのグリップなら滑るのは当たり前です。グリップ力がないと手が滑りやすく、その結果ムダな力みを生むことにもなります。これは私自身の経験によるアドバイスだと思ってください。私はすごく汗かきなので、よく手を滑らせては不要なミスをしていました。
また夏ゴルフではグリップだけでなく、グローブも重要です。私は1ラウンドで5枚くらい使っています。汗で濡れたと思ったらカートに干しておいた乾いたグローブに替えるわけです。これだけでも十分な効果があります。理想を言えば、交換するグローブはすべて同じモデルがいいです。グローブの種類が変われば、感覚も変わるからです。グリップやグローブに気を配ることはとても大切です。その影響でスウィングがおかしくなる可能性もあるくらいですから。

堀越良和
ほりこしよしかず。週刊ゴルフダイジェストで試打レビューを続けて約四半世紀の「キング・オブ・試打」
週刊ゴルフダイジェスト2025年8月5日号より


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