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「苦しさを力に」「土壇場に強い」松山英樹の“筆跡”を診断してみたら…

松山英樹の「顔」について顔面評論家の池袋絵意知氏に分析してもらった際、大谷翔平との共通点についての指摘があったが、実は2人の「筆跡」にも共通点が多いことがわかった。

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日本筆跡診断士協会・筆跡診断士で“筆跡仕事人”としてメディアでの活動も多い芳田マサヒロ氏は、一昨年、小誌で松山らプロゴルファーの筆跡鑑定をした際、次のように語っていた。

「松山選手の筆跡で大きな特徴は2つ。ひとつは『優』の文字の中がつぶれている『空間つぶれ』、2つ目は『勝』のへんとつくりの線がぶつかっている『異常接筆型』です。本来ならいずれもいい意味合いがないのですが、トップアスリートの場合は解釈が別。空間つぶれは辛さや苦しさを肥やしに力を発揮するタイプ。異常接筆型は土壇場でもひるまず肝が据わっている度胸満点タイプです」

一昨年の誌面では、松山は“生みの苦しみ期”なのでは、とした。後付けのようで恐縮だが、今回のマスターズVで生みの苦しみを抜けた、と言えるのではないだろうか。

2019年に書いてもらった松山のサイン。かなり特徴のある筆跡

この2つの特徴を併せ持っていたのは、誌面で鑑定した25人のプロのうち松山だけだったのだが、芳田氏は「実は大谷翔平選手もまったく同じ2つの特徴(空間つぶれ型、異常接筆型)があるんです」という。写真は紹介できないのだが、本人の署名を見ると「大」と「谷」のはらいがぶつかり、「翔」の文字も空間がつぶれていて、確かに松山の文字とよく似ている。愛媛出身29歳、岩手出身26歳。二人は日本の宝で、夢だ。

週刊ゴルフダイジェスト2021年5月4日号より