ゴルフのスウィングを基礎からしっかり学びたい人や、初心者にゴルフを教えたい人は必見!　青木瀬令奈のコーチを務める大西翔太が、最新理論を踏まえた“ど真ん中”のスウィング理論を指南。

TEXT／Masato Ideshima　PHOTO／Shinji Osawa　THANKS／アコーディア・ゴルフ 習志野CC

ドローボールとは右に打ち出して左に曲げる球筋のことですが、そこで必要になるのがインサイドアウト軌道です。ポイントはボール位置をいつもよりも右側にセットすること。これはインサイドからボールにアタックさせやすくするためで、要はスウィングを変えずにナチュラルにドローがかかることが理想なんです。

また、インサイドアウト軌道で振るためのポイントとして、フィニッシュを高く取ることを意識してください。スウィングを逆算するとわかりますが、高いフィニッシュを作ろうとすると自ずとヘッドはインサイドから入れようとするはずです。フィニッシュを高くすればするほどドローの度合いは強くなると考えてください。

あとはアドレスの段階できっちり右を向くことです。ドローが上手く打てない人の傾向としてアドレスで右を向き切れていないことがほとんど。また、あくまでも回転運動が主体なので、手先の動きでドローを打とうとせず、しっかり体を回転させることを意識してください。

曲がりを計算して、右を向いて構える

アドレスで右を向いて右に打ち出す。これがドローを打つための基本。スクエアな構えからドローを打つのは高等技術で、よりシンプルにドローを打つためにはまずアドレスでしっかり右を向くことが大切

フィニッシュを高くするほど大きなドローになる

フィニッシュが高くなるほどインサイドアウト軌道が強くなると考えていい。フィニッシュを低くするとクラブはアウトサイドから入りやすくなるため、ドローが打ちにくくなる。フィニッシュが高くするほど曲がり幅も大きくなる

詳しい解説は動画をCHECK!

月刊ゴルフダイジェスト2024年12月号より

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