ゴルフにまつわる様々なデータや記録をランキング形式で紹介する本連載。今回は、2023年の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」を振り返る。

今週の国内女子ツアー、NEC軽井沢72ゴルフトーナメントが長野県の軽井沢72ゴルフ北コースで開催される。昨年は最終日にトップと3打差の2位でスタートした神谷そらが首位の菅沼菜々に追い付きプレーオフへ。しかし2ホール目をバーディとした菅沼が神谷を振り切りツアー初優勝を飾った。NEC軽井沢では2011年から14年まで4年連続プレーオフでの決着になっていて、これは同一トーナメントでの連続プレーオフでは2位タイの記録だ。

昨年はNEC軽井沢の翌週、CAT Ladiesで蛭田みな美と西郷真央のプレーオフ、翌々週のニトリレディスでは菊地絵理香、申ジエ、岩井明愛のプレーオフと3試合連続でプレーオフにもつれ込んだ。3試合連続プレーオフはこれで通算14回目で、4試合連続はまだ一度もない。そして昨年は全38試合中10試合でプレーオフでの決着となったが、過去最多のプレーオフが行われたのは1991年で、39試合中14試合がプレーオフ。実に3試合に1試合以上の割合でプレーオフが開催されたことになる。

今年は大東建託・いい部屋ネットレディスまで20試合を終了して、シーズン3試合目のVポイント×ENEOSの1試合でしかプレーオフになっていない。

＜2023 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント　最終成績＞

週刊ゴルフダイジェスト2024年8月20・27日合併号より