【全英オープン】ザンダー・シャウフェレが盤石のゴルフでメジャー2勝目! 五輪連覇へ弾み
<全英オープン/ロイヤルトゥルーンGC/7385Y・パー71/7月18日~21日>
難関トイヤルトゥルーンGCで開催された全英オープンは、首位と1打差の2位タイから出たザンダー・シャウフェレが6つスコアを伸ばし逆転優勝。5月の全米プロに続くメジャー2勝目を挙げた。
今季全米プロを制したほか、マスターズ8位、全米オープン7位とすべてのメジャーでトップ10入りを果たしているザンダー・シャウフェレ。東京五輪で金メダルを獲得した男が、五輪連覇へ、盤石の体勢でパリに乗り込む。
全英オープン最終日、首位のビリー・ホーシェルが4アンダー、1打差の2位タイに6人が並ぶ混戦模様のなか、前半4つスコアを伸ばした南アフリカのスリストン・ローレンスが一歩抜け出すも、後半はシャウフェレのショットが冴えわたる。
11番でこの日3つ目のバーディを奪うと、13、14番と連続バーディ。16番パー5ではティーショットをアイアン、セカンドをスプーンでグリーン近くまで運ぶと、3打目をキッチリと寄せ6つ目のバーディ。この時点で後続に3打差をつけ、勝負あり。
最終ホールも派手なガッツポーズを見せることなく、タップインパーで静かに優勝を噛みしめたあたりも紳士なシャウフェレらしい。
今季、初めてのメジャータイトルを獲得したばかりの30歳が、早くも2つ目のメジャー戴冠。スコッティ・シェフラーの一強状態に待ったをかける急先鋒として、PGAツアーを大いに盛り上げてくれそうだ。
<全英オープン2024 最終成績>
優勝 X・シャウフェレ -9
2位T J・ローズ -7
2位T B・ホーシェル -7
4位 T・ローレンス -6
5位 R・ヘンリー -5
6位 S・ローリー -4
7位T S・シェフラー -1
7位T J・ラーム -1
7位T イム・ソンジェ -1
———
66位T 松山英樹 +12
>>シャウフェレの躍進の裏には
タイガーの元コーチ、クリス・コモの存在あり
そのコモを指導したクォン教授が緊急来日!