週刊ゴルフダイジェスト恒例の「プロゴルファー総選挙」。後編は、日本男子、海外男子、海外女子のランキングを紹介しよう!

PHOTO／Blue Sky Photos、Shinji Osawa、Hiroyuki Okazawa、Tadashi Anezaki、Hiroaki Arihara

>>前編はこちら

• 
  【プロゴルファー総選挙2024】＜日本女子プロ編＞「彼女を知ってますますゴルフが好きになった」接戦を制して初戴冠を果たしたのは?

  今年も週刊ゴルフダイジェスト恒例のプロゴルファー総選挙を実施。「みんなのゴルフダイジェスト」で募集したゴルファーの“推しプロ”を、日本男子、日本女子、海外男子、海外女子に分けてランキングで紹介。まずは日本女子の結果からチェック! PHOTO／Blue Sky Photos、Shinji Osawa、Hiroyuki Okazawa、Tadashi Anezaki、Hiroaki Ariha……

日本男子

1位、2位の松山英樹と石川遼は今年も変わらず。日本男子ツアーは20代の躍進が目覚ましいが、「好きなプロ」と聞かれ、1票を投じるのはこの2人なのだ。「遼くんに憧れてゴルフを始めた」というのは、愛媛県の60代男性。それが何年前のことかはわからないが、40代くらいだったのだろうか。そんな大人の心に火をつける。プロゴルファーは素敵な仕事だ。

1位　松山英樹　58票

好きな男子プロ 2位
石川遼

2位　石川遼　48票

「男子ゴルフへの貢献度が高い」（60代男性、群馬県）「挑戦するところです。常にギャラリーを大事に思う心遣い、気遣いが漂っています。今季も早く1勝してほしい」（70代女性、徳島県）「真摯な態度と努力の人」（50代女性、埼玉県）。

3位　時松隆光　32票

「何せ面白い」（40代男性、兵庫県）「雰囲気が好き。ほのぼの」（60代男性、愛知県）。「キャラクターがいい」（50代男性、大阪府）

4位　堀川未来夢　28位

「未来夢チャンネルがわかりやすい。人柄が良さそう」（40代男性、茨城県）。「レッスンが的確」（60代男性、千葉県）。「ゴルフの楽しさを教えてくれたプロ」（40代女性、福岡県）。「YouTubeが面白い」（30代男性、神奈川県）。

5位　中島啓太　22票

「スポーツマンらしく清々しい」（60代男性、茨城県）「男子プロの中で最もアスリートと言えるプロだと思う」（40代男性、埼玉県）。「かっこいい」（30代女性、宮城県）「ポーカーフェイスがかっこいい」（20代女性、東京都）

6位　久常涼　21票

「勢いを感じる」（50代男性、愛知県）「海外に出る心意気や良し。頼もしい」（60代男性、兵庫県）「今後の活躍を期待」（60代男性、岡山県）「チャレンジ精神があり、メジャーを勝ちそう」（70代男性、岡山県）

そのほか、10位に入らなかったなかからコメントをさらっていくと……。「清水大成は若手の有望株」（60代男性、埼玉県）「蟬川泰果と迷ったけど、桂川有人。人間性が良さそう。親しみがわく」（50代男性）「蟬川泰果。小さな体だが、強い体幹で飛ばすスウィングに憧れる」（50代男性、静岡県）「小林伸太郎。ゴルフクラブの知識がすごい。人柄がいい」（50代男性、北海道）「藤田寛之はおじさんの憧れ」（50代男性、千葉県）

女子ツアーと違い、今年も、好きな選手を「なし」と答えた人が20人近くいたのが残念ではあるが、実は若手からベテランまで個性豊かな面々。ぜひトーナメント会場に足を運んでほしい。女子とは違う、ど迫力のゴルフが見られる。

海外女子

今季、5連勝をマークするなど無双状態のネリー・コルダに票が集中。理由は、もちろん「強い」（50代代男性、広島県、ほか多数）。海外女子に関しては「わからない」の声も多かったが、ネリー・コルダを挙げ「強くてキュートで魅力がいっぱい。タイガーと一緒に写真を撮ってもらって『夢が叶った』と頬を染めて喜んでいる姿はすごくかわいかった」（50代男性、千葉県）と答えた人はかなりの海外ゴルフ情報通だ。

また、申ジエを挙げ「日本女子プロゴルフのレベルを上げてくれた」と答えた山口県の50代男性の声も心にしみる。

海外男子

一方、男子は毎年、タイガー・ウッズとローリー・マキロイがワンツー。昨年初めてマキロイがトップに立ったが、今年はタイガーが1位に返り咲き。タイガーのカリスマ性に魅了される人とマキロイのスウィングに憧れる人が大半だ。

ザンダー・シャウフェレ、コリン・モリカワら日本にゆかりのある選手も上位にランキングされたが驚くべきは、世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーに1票も入らなかったこと。ゴルフ解説者は「彼には派手さはないがニクラスのように徐々に醸造されるタイプ」と分析していたが、来年はどうなるだろう。

週刊ゴルフダイジェスト2024年7月2日号より