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【練習場経営者のアプローチ練】#2 ザックリが激減する「トップで止まる練」

練習場を経営しているプロやトップアマが、楽しみながら上達できるアプローチ練習の工夫を伝授。続いて話を聞いたのは、愛知県で竜泉寺ゴルフ場を営むトップアマの河北寿斗さん

TEXT/Daise Sugawara PHOTO/Takanori Miki、Hiroaki Arihara THANKS/日進ゴルフエトワス、竜泉寺ゴルフ場、東野ジャンボゴルフレンジ
※アマチュアのみなさんにはボランティアとしてご協力いただきました

竜泉寺ゴルフ場

竜泉寺ゴルフ場(愛知)
河北寿斗さん(46歳・HC1)

かわきたひさと。かつては競技にも積極的に出場していたトップアマ。得意クラブは自信を持って「ウェッジ」と答える

  • 練習場の経営者は、常日頃から多くのゴルファーの練習を見ているが、みな口を揃えて「アプローチの練習が少ない」と言う。しかしアプローチの練習は単調でつまらなく感じてしまうもの。そこで今回は、練習場を経営する3人のプロ&トップアマに、アプローチを楽しみながら上達できる練習の工夫を教えてもらった。 TEXT/Daise Sugawara PHOTO/Takanori Miki、Hiroak……

該当記事なし

  • 練習場を経営しているプロやトップアマが、楽しみながら上達できるアプローチ練習の工夫を伝授。最後に話を聞いたのは、茨城県で東野ジャンボゴルフレンジを営むトップアマの矢吹龍一さん。 TEXT/Daise Sugawara PHOTO/Takanori Miki、Hiroaki Arihara THANKS/日進ゴルフエトワス、竜泉寺ゴルフ場、東野ジャンボゴルフレンジ※アマチュアのみなさんにはボ……

入射角を整えるには
「止まって打つ」

名古屋で竜泉寺ゴルフ場を経営する河北寿斗さん。アプローチで大事なことは“クラブを入れるところを一定にする”ことだという。では、そのためにどんな練習をしているのか?

「トップで一度止まってから打つ練習ですね。私は、切り返しで打ち急いで上体が突っ込むクセがあるんです。それだとクラブが鋭角に入って出球が強くなってしまう。加減しようとすると入射角がどんどんばらついてしまうんです」

トップで止まることで切り返しがゆっくりになることはもちろん、体を使わないと上手くヒットできないため、自然といい打ち方になるという。


トップアマ アプローチ練習

「一瞬止まるのではなく、しっかり止まる。トップの状態で誰かと話す、大げさですが、これくらいやるといいですよ」

練習場の鏡でチェックもあり

上の写真のように手を離すのは大げさにしても、それくらいしっかり止まってから打つことが大事。鏡でポジションをチェックするのもありで、打ち急がないで振ることにつながる

ゴルフ場 アプローチの練習

打ち急がない=突っ込まないから入射角がゆるやかになる

突っ込む動作が入ると軌道は鋭角になる。上から入ると球足が強くなるため、出球の計算がしにくくなる。クラブがゆるやかに入ってくることで、インパクトの安定にもつながる

Drill
ティーの近くにボールを置いて打つ

河北さんの場合は、アウトサイドインになるクセがあるため、ティーのすぐ手前(自分側)にボールを置き、ティーに当たらないように振る。インサイドからクラブを入れるクセがつく

クラブを替えて“飽き”を防止

ずっと同じクラブを打つと飽きてしまうので、集中できなくなったらクラブを替える。「私は9Iの転がしを多用するので、9Iの練習もやりますよ。飽き防止だけでなく、アプローチのバリエーションが増えるんですよ」

アプローチ練習 クラブ