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【ギア選びのウソホント】Vol.160 サングラスのレンズは色によっても違いがあります

「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説!

前回のお話はこちら

「眼鏡をかけているのでサングラスはできない」という生徒さんもいましたが、オークリーやレイバンといったサングラスメーカーは度付きを販売していますし、乱視に対応しているモデルもあります。夏が過ぎ、紫外線の量は少なくなってきたとはいえ、外にいるときは必ず浴びるモノですので、これからの季節にも重要なアイテムといえるのです。

また、サングラスメーカーには推奨のレンズカラーがあり、ブラウン系は芝目がはっきり見えるので、グリーンが読みやすくゴルフ向きで、グレー系は目が疲れにくいと言われています。これは多くのモニターから傾向をつかんだものなので、大きな間違いはないと思いますが、店舗で実際に試してみることは必須です。というのは、目には各々特徴があるため、レンズカラーによっては見えにくくなるものもあるからです。

この自身の目の特徴を把握しておくことはかなり重要で、皆さんが必ず持っているスマホなど近くのモノをずっと見ていると、右眼か左眼どちらかの視線が内側に向かっている“内斜視”やその反対の“外斜視”になりやすく、そうなると実測よりもカップが近く見えたり、遠く見えたりすることもあるのです。

堀越良和

堀越良和

ほりこしよしかず。週刊ゴルフダイジェストで試打レビューを続けて約四半世紀の「キング・オブ・試打」

週刊ゴルフダイジェスト2023年11月21日号より