【ギア選びのウソホント】Vol.152 グローブ選びは大きめor小さめ、どっちが正解?
「キング・オブ・試打」としてお馴染みの堀越良和プロが、長年の知見から、ギア選びの際に重視すべきポイントや注意点をわかりやすく解説!
2年に1度行われる米国選抜と欧州選抜による対抗戦「ライダーカップ」が9月末に行われます。両チームのメンバーは発表済みで、米国では今年本調子ではなかったジャスティン・トーマスがキャプテン推薦で選出されたのがサプライズといわれています。とはいえ、ライダーカップはチーム戦。これまでのトーマスの実績(ジョーダン・スピースとコンビで2大会6勝2敗1分)から考えたら、妥当といえば妥当でしょう。LIV組のブルックス・ケプカが誰と組むのか注目ですね。さて、そのライダーカップ絡みでヒトネタ。
チーム戦なので、選手が着るウェアはユニフォームとして統一されていますが、その中で2つだけ統一されていないモノがあります。それはグローブとシューズ。クラブとの唯一の接点であるグローブと地面との唯一の接点であるシューズは使い慣れたモノでなければ普段の実力は発揮できませんから。そのグローブですが、私の経験ではアマチュアのみなさんはやや大きめのモノを選んでいる気がします。脱着が簡単だからという理由かと思いますが、フィット感のあるものをオススメします。それは素手に近い感覚でクラブを握ったほうが、フィーリングが出やすいからです。
堀越良和
ほりこしよしかず。週刊ゴルフダイジェストで試打レビューを続けて約四半世紀の「キング・オブ・試打」
週刊ゴルフダイジェスト2023年9月26日号より