タイトリスト、ミズノ…ツアー会場で新アイアンがぞくぞくお披露目。打ったプロの感想は?
7月ごろになるとツアー会場では、各メーカーが新製品を選手に配布する、いわゆる“シーディング”が行われる。日本プロゴルフ選手権の練習日には、タイトリストのニュー『Tシリーズ』を始め、新しいアイアンがぞくぞくとお披露目された。
PHOTO/Hiroyuki Okazawa
ニューアイアンがぞくぞく登場
日本プロの練習日には、タイトリストのニュー「Tシリーズ」アイアンを幡地隆寛がテストし、さっそく新しい『T100』をバッグに入れた。
「ニューアイアンの第一印象は打感がとても軟らかく感じたこと。加えてソールの抜けも良いのですぐに投入しました。見た目もタイトリストらしくシンプルでかっこいいですね」(幡地)
ミズノのニューアイアンもお目見えし、現在はプロ用にオーダーをかけてカスタマイズ中で、プロが使う日もそう遠くないとのこと。『241』の顔が気に入った様子の平田憲聖は「ロングアイアンとミドルアイアンで別のモデルを組み合わせて使うのもありですね」(平田)
タイトリスト
「NEW Tシリーズ」
今回のタイトリストの新しいTシリーズのテーマは“フィーリング”(打感)にあるという。「打感が軟らかくなったのでインパクトの力みが減りました。なので、“球を運ぶ”ことを重視できるようになりました」(幡地)
幡地がバッグインした『T100』アイアン。PGAツアーではキャメロン・スミス、トム・キム、ジャスティン・トーマス(4Iのみ)などが使用している
芹澤信雄は『T350』
「フォージドのような打感の軟らかさにびっくりしました。前モデルのT300から大きく進化してますね」
阿久津未来也は『T200』
「構えたときの見た目が前作よりシャープになった点が気に入りました。フェースへの乗り感もいいです」
ミズノ
「ミズノプロ」
「テストは去年の暮れからしていて、ミズノオープンから打ってもらっています。いまはプロに合わせて工場でカスタマイズ中です」(ツアー担当)
他のメーカーからもアスリートモデルがぞくぞく!
キャロウェイ『APEXシリーズ』
キャロウェイからも3種のアイアンをラインナップ。「球が上がりやすい見た目で球筋もその通りに飛んでくれる」(石川遼)
ヤマハ「RMX VD」
今平の要望が詰まった新作アイアン。「トップブレードのトウ部分を削り、スクエアに構えやすくなりました」(今平周吾)
月刊ゴルフダイジェスト2023年10月号より