今年で8回目となる「企業対抗ゴルフ選手権」が奈良県の飛鳥CCで開催され、県内外から33チーム129名が参加し大会を盛り上げた。

人口減少の一途にあるゴルフ界を盛り上げたいという飛鳥CC・岡山孝次社長の思いから、2016年に始まった「企業対抗ゴルフ選手権」。今年で8回目を迎える同大会には、県内外から33チーム129名が集結。盛夏の奈良で熱い戦いが繰り広げられた。

会場の飛鳥CCは、1959年開場、上田治設計の名門で、1ホール1ホールが印象に残る変化に富んだ18ホール。4人1チームで、上位3人のスコアの合計で競う本大会を制したのは、センコー株式会社・Aチーム。ホームの飛鳥CC・Bチームを破り、223ストロークで大会3連覇を果たした。

「毎年夏が来ると、また飛鳥CCでの熱い戦いが始まると思ってヒヤヒヤしています。今回は体調不良もあってベストの状態ではありませんでしたが、先輩3人に引っ張ってもらって、僅差で優勝できたことをうれしく思います」とセンコーゴルフ部主将の髙野さん。

2位の飛鳥CC・Bチームは227ストローク、3位の春日台CC・Aチームは229ストロークという接戦だった。

今大会は、漫画「オーイ! とんぼ」テレビアニメ化決定を記念しての開催ということもあり、作者の古沢優さん、かわさき健さんを擁する「オーイ! とんぼ」チームも参戦。トータル261ストロークで12位と上位には食い込めなかったものの、「とんぼ」を応援してくれる方々との交流を楽しんだ。

4打差で惜しくも2位となった飛鳥CC・Bチームは、坂井紀博さんが距離のあるパー3でホールインワンを達成!