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【今野康晴のアイアン上達法】#4 理想のターフが取れるようになる! 「腰からドリル」やってみよう

アイアン名手・今野康晴がビシッと強い球を打つためのコツを伝授。最後は、インパクトゾーンの正しい動きを覚え込ませるためのとっておきの練習法を教えてくれた。

PHOTO/Hiroaki Arihara THANKS/京葉CC、葉山国際CC

解説/今野康晴 ツアー界きってのアイアンマンとして知られる理論派のスウィンガー。最近はプロを目指す若手選手たちに技を伝える活動もしている。ツアー通算7勝

●CONTENTS●
1. 理想のターフ跡は「直角台形」
2. ハーフウェイダウンは「手を低く、ヘッドを遠く」
3.「切り返し」を肩から回していませんか?
4. 動きを染み込ませる「腰からドリル」

正しい動きを体に覚え込ませよう

理想のターフ跡を実現するためのスウィングのポイントはわかったが、実際にその打ち方をモノにするのは簡単ではない。まずは、反復練習によって正しい動きを体に覚え込ませることが重要だと今野は言う。

「そもそも切り返しから間違っている人は、ハーフウェイダウン以降のイメージが湧かず、どう動けばいいのかわからないはずです。そんな人は、腰の高さから体の回転で球を打つドリルが最適。7番アイアンでキャリー30ヤードのつかまった球が打てるまで繰り返してみてください」


Drill
腰の高さから7番アイアンでキャリー30ヤード

左足に体重を乗せ、手元が低くヘッドが遠いハーフウェイダウンの形を作ったら、そこから体の回転でボールを打つ。フェースがスクエアに当たり、短い距離でもしっかりとつかまった球が出ればOK。浅く長い理想的なターフ跡を作るためのクラブの動きと体の使い方を覚え込ませることができる。

今野康晴のお手本スウィング

週刊ゴルフダイジェスト2023年6月6日号より