【プレゼント】高さが出せる、キャリーが稼げる! 使い勝手抜群の「16.5度」FW厳選7モデル
PGAツアーで人気が高まっている16.5度のフェアウェイウッド。実は、プロ以上に役立つのがアマチュアなのだ。15度よりやさしく18度より飛ぶ、そんな「16.5度」ウッド7モデルをご用意!
PHOTO/Tomoya Nomura、Hiroaki Arihara THANKS/ゴルフ倶楽部成田ハイツリー
16.5度を使えば2打目が楽になる
年々速く、硬くなっているPGAツアーのグリーン。その影響でロフト15度の3Wから16.5度の3HLにシフトしている選手が多くなっている。しかし、ギアに造詣が深い堀口宜篤コーチは、むしろ16.5度はアマチュアこそ積極的に取り入れてほしいロフトだと言う。
「ヘッド速度43m/s以下のアマチュアは15度だと適正なスピン量が入らないため、球が上がり切りません。でも、16.5度なら41〜43m/sぐらいあれば、打ち出し角が確保できてスピンもしっかり入るんです」
<16.5度が役立つ3つの理由>
●16.5度なら42m/sでも高さが出せる
16.5度なら1Wのヘッド速度42m/sでも高さを出せてキャリーも稼げる。3Wはお飾りだった人も活用の機会が増えるぞ
●ほどよくスピンが入りグリーンに止めやすい
ダウンブローで打つプロが15度を使うとスピンが少なく飛びすぎる。16.5度なら適度にスピンが入り、グリーンに止まる
●FWが1本でOKに! 下の番手を厚くできる
3Wと5Wの組み合わせが基本のセッティングだが、16.5度ならFWが1本で済む。その分ウェッジ3本態勢にすることも可能だ
“カチャカチャ”でもロフトを増やせる
テーラーメイドは最大2度まで寝かすことができ、12通りの調整が可能。ヘッド速度に合わせて調整しよう
「16.5度ウッド」3つのパターン
①3番ウッドのロフトを寝かせる
②専用設計の4番ウッド
⑤5番ウッドのロフトを立たせる
試打/内海大祐
うつみだいすけ。SGAのインストラクター。ドライバーのヘッド速度は48m/s。計測にはフライトスコープを使用し、ベスト5球の平均値をとった。ボールはプロV1
パターン1
3Wのロフトを1.5度寝かせる
シャフトが長く、ロフトも立っている3Wが苦手な人は多いはず。しかし、ロフトを1.5度寝かせるだけで、楽に球を飛ばせるようになる。多くのネック調整はライ角も上がるのでつかまりも良くなるぞ。
プレゼントNo.1
テーラーメイド「ステルス2 プラス フェアウェイウッド #3」
【プレゼントSPEC】シャフト/Diamana TM50(’23)(S) ライ角/57度 長さ/43.25インチ 総重量/約316g
タイガー、マキロイ愛用スプーン
ヘッド体積170ccと小ぶりなヘッドのソールには、ウェイトを前後に調整できる「スライディングウェイト」が配置され、±2度のロフト・ライ角調整が可能。組み合わせを変更することでコースに応じた細かな調整もできるのがトピックだ。
内海’s IMPRESSION
「意外と構えやすくてアマチュアでも使えます」
「スッとターゲットに向けられるので方向性を出しやすい。シャローバックになっているので、高さを出してくれますね」
プレゼントNo.2
ロイヤルコレクション「AM-X Ti3W」
【プレゼントSPEC】シャフト/コンポジットテクノオリジナル(S) ライ角/59度 長さ/42.75インチ 総重量/314g
プロツアーを席巻した“ロイコレ”の最新スプーン
ロイコレならではの抜けが良い小ぶりなヘッドとキャビティソールを採用することで、ラフからでも打ちやすいなど扱いやすさを追求したオールラウンド仕様。芯を外したときでも、独自の特殊偏肉チタンフェースが飛距離をカバーするので、3Wが苦手な人にこそ使ってほしい。
内海’s IMPRESSION
「球をつかまえてくれる安心感があります」
「白い線が目に入り、ボールをとらえやすい。そこにしなりの良いシャフトが効いて、しっかり高さを出してくれますね」
パターン2
専用設計の4W
3Wと5Wの組み合わせが主流になり、一時バフィーは影を潜めたが、ここへきて4Wがブームの兆し。下の3本は16.5度の専用設計のため、トータルバランスはこの上なし! FW1本態勢で下を厚くするのも手だ
プレゼントNo.3
プロギア「Carrys Q Q3+」
【プレゼントSPEC】シャフト/REGシャフト(REG(S〜SR)) ライ角/58度 長さ/42インチ 総重量/318g
ティーショットのミスをカバーするお助け3W
低重心設計のヘッドは、シャローフェースと接地面積の小さいソールにより、深いラフからのショットを手助けする。また、抜群の抜けの良さとソールの大胆なラウンドが特徴で、斜面などの難しい位置からでも真っすぐ飛ばせる。
内海’s IMPRESSION
「クラウンのマークでセットしやすい」
「ラウンド部分が大きく一見向きがわからなそうですが、アライメント加工が目印になって、まっすぐ目標に向かえます」
プレゼントNo.4
ダンロップ「ゼクシオ エックスフェアウェイウッド #4」
【プレゼントSPEC】シャフト/Miyazaki AX-2 カーボンシャフト(S) ライ角/58.5度 長さ/42.5インチ 総重量/307g
安定感と4層構造の設計でしっかりつかまる
薄肉軽量化されたクラウン部分には、ダウンスウィング時の空気抵抗からヘッドの安定性を守る機能を搭載。ブレのないインパクトで高初速が出せる。フェースには大きなたわみを生み出す「軟・剛・軟・剛」の4層構造を採用し、反発性能を高めた。
内海’s IMPRESSION
「明らかに飛ばしにいくクラブですね」
「手で感じられる反発力と、シャローバック設計による低重心なヘッドが合わさって、確実に飛ばせるし上がります」
プレゼントNo.5
ダンロップ「ゼクシオ 12 フェアウェイウッド #4」
【プレゼントSPEC】シャフト/ゼクシオ MP1200 カーボンシャフト ネイビー(S) ライ角/58.5度 長さ/42.75インチ 総重量/約300g(編集部調べ)
圧倒的なやさしさと高弾道
「ゼクシオ エックス」と同様、空気抵抗を抑制する機能と高反発を生み出す設計を採用。フェース中央部は肉厚が薄く大きいため全面を使った反発力が生まれ、インパクト時には心地の良い音が楽しめる。配色にもこだわり高級感漂うデザインが魅力。
内海’s IMPRESSION
「アマチュアにとって神FWでしょっ!」
「『エックス』と形状は同じに見えますが、こっちは、つかまるクラブ。右へ行く心配がまったくありません」
パターン3
5Wを1.5度立たせる
どうしても3Wの長さが苦手な人は、5Wを1.5度立たせて16.5度にするのも手。シャフトが短い5Wの打ちやすさを保ちながらも、ロフトを立たせた分、しっかり飛距離を出せる
プレゼントNo.6
ヨネックス「EZONE FSフェアウェイウッド #5」
【プレゼントSPEC】シャフト/REXIS KAIZA-F (S) ライ角/59度 長さ/42.05インチ 総重量/296.5g
チタンボディ&カーボンフェースでかつてない飛びとやさしさ
クラフトマンが常駐するフィッティングスタジオ限定モデル。カーボンクラウンには、たわみが利く新素材を複合し、インパクト時の力を最大限に吸収させ反発力の向上を目指した。また、操作性抜群のディープフェースとシャローバックを兼ね備え、幅広いゴルファーをサポートする。
内海’s IMPRESSION
「高さでグリーンを狙えるクラブです」
「今回のなかでは一番高さが出て、飛びすぎないクラブ。出っ刃で球をすくうので、下ろすだけで勝手に球が上がります」
プレゼントNo.7
ロイヤルコレクション「TM-X #5」
【プレゼントSPEC】シャフト/Royal Collection TT-5(S) ライ角/60.5度 長さ/42.25インチ 総重量/326g
プロのフィードバックから生まれた23年最新モデル
ロイコレ最新シリーズのこちらは、ツアープロや上級者から意見を集めて開発された実戦的なFW。衝撃が加わる箇所での振動を吸収する世界初のアスナーシートや、低重心化と余剰重量による高弾道を実現させる軽量カーボンなど、先進技術を駆使したモデル。
内海’s IMPRESSION
「スウィングのなかでインパクトしにいく感じです」
「アイアンのような弾道ですね。でも、アイアンより楽に振れて程よいスピンが入るので、狙った場所へ止められます」
あらためて、3パターン16.5度それぞれの魅力を紹介!
●パターン1 3Wを寝かせる
◎シャフトが長い分16.5度でもっとも飛ぶ
◎ロングホールなどで3Wの活躍の場が広がる
△フェースが閉じるので引っかけに注意
●パターン2 専用設計
◎クラブとしての総合バランスが高い
◎FW1本態勢でその分下の番手を充実できる
△まだまだモデル数が少ない
●パターン3 5Wを立たせる
◎シャフトが短いためミート率が高まる
◎コースによっては18度にするなど自由度が高い
△3つのなかでは最も飛距離が落ちる
上記5メーカー7モデルを各1名様にプレゼント!
このプレゼントの応募は締め切りました。
応募締切:2023年4月20日
月刊ゴルフダイジェスト2023年5月号より
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