あだ名は“ゴルファー”。引退を発表したサッカー界のスター、ガレス・ベイル 「次のステージ」はプロゴルファー?
昨年のサッカーFIFAワールドカップでウェールズ代表の主将を務めた元レアル・マドリードのスーパースター、ガレス・ベイルが現役引退を発表。プロゴルファーへ転身か? と騒がれている。
現役時代から「サッカーは僕のNo.1スポーツ、でも趣味はゴルフ」と語り、19年にはチームメイトから”ゴルファー”のニックネームをつけられるほどのゴルフ好き。
「肝心のサッカーに支障が出るのでは?」とファンから心配され、「ドクターと相談してプレーしている。NBAのステフィン・カリーがゴルフしても何も言われないのに、自分がゴルフをすると『本業をおろそかにしている』と批判される」と不満を漏らしたことも。
「僕は”ゴルファー”。このニックネーム、すごく気に入っている」と胸を張り、15年にデイリーエクスプレスが報じたハンディキャップは6だった。そして5年後の20年にはHC2まで上達し、競技にも出場している。
レアルで5度のチャンピオンズリーグ制覇に貢献したベイルは、昨年7月に米メジャーリーグサッカーのロサンゼルスFCへ移籍。
渡米してから有名コースでプレーする姿が目撃され、「ゴルフの腕に磨きをかけた」という欧米メディア報道も。
ウェールズ・オンラインによると、自宅にはTPCソーグラスの17番(アイランドグリーン)、オーガスタの12番、ロイヤルトゥルーンの8番を模した3ホールのショートコースがあり、本人は「レプリカだよ」と謙遜するが、この3ホールを選ぶセンスが凄い。
現役引退の声明では「次のステージに期待を持って前進します。新たな冒険の機会」と記されており、ネクストステージがプロゴルファーなのか注目されるところ。
メジャーリーガーやフットボール選手など引退後プロゴルファーを目指すアスリートは多いが、プロの世界で活躍するとなると、一筋縄ではいかない。
とはいえまだ33歳。ベイルの今後は?
週刊ゴルフダイジェスト2023年2月7日号より