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【週刊12/14号特別動画】青木翔オススメ! ラウンド直前素振り

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  • TEXT/SHOTANOW メジャーチャンプ・渋野日向子を育てた青木翔が“コーチング”のこだわりを語る連載「笑顔のレシピ」。ゴルフだけでなく、仕事や育児などでも役立つヒントが満載! コーチにとって教え方は商売道具。大げさに言えば企業秘密のようなものですが、僕はできるだけオープンにしていきたいと思っています。なぜならそれがより多くの子どもたちの成長をうながし、ひいてはゴルフ人口を増やしたり、日本全体のレベルアップにつながると思っているからです。コーチをしていると、残念ながら選手に対して指導や育成とは呼べないような教え方を多く目にします。特に選手の親御さんからのものが顕著で、子どもをまるで自分の道具のように扱ったり命令をしたりしている。ただ、そのような接し方をしているとき、言っている親御さんもどこか後ろめたそうにしていて、コーチの前からあえて離れたところに行ったりしています。このような周りの目を気にするコミュニケーションは、するべきではありません。 続きを読む 聖人君子のようなことを言っていますが、僕も理想通りに接することができなかったり、間違うこともあります。そこで大事にしているのが、たとえ相手が子どもでも、きちんと謝るということ。今週だって何度、2歳の息子に平謝りをしたことか。「言い方が悪かった。ごめんなさい」「ちゃんと話を聞いてあげていなかった。ごめんなさい」親や指導者も失敗があって当然ですが、相手にきちんと伝えなければなりません。謝ると威厳がなくなったり、ナメられるという人がいますが、それは逆。「悪いことをしたら謝れ」と教えているのに、できないほうが信頼をなくし尊敬もされなくなるでしょう。そして子どもは、「謝らなくてもいい」という部分を真似て、周りから尊敬されない人間になってしまう。我が子や教え子が自分の一時の見栄のせいで、人の道から外れるなんてあってはなりません。誰にだって初めてはあり、失敗はつきものです。だから相手が子どもでも、恥ずかしがらずにしっかり謝ることが大切なのです。 立場に関係なく、過ちは過ちと認めることが重要です(PHOTO/Hiroaki Arihara) 青木翔 あおきしょう。1983年生まれ。福岡県出身。渋野日向子をメジャーチャンプに導き、三ヶ島かななどツアープロや、全国トップレベルのジュニアゴルファーの育成に努めている 週刊ゴルフダイジェスト2021年12月7日号より 「笑顔のレシピ」バックナンバー 青木翔の著書『打ち方は教えない。』好評発売中!
  • 腕と体が完全に同調! 松山英樹の世界一アイアンを青木翔が解説
    PHOTO/Taku Miyamoto、KJRTHANKS/マスターズ・トーナメント、ザ・プレーヤーズ選手権 松山英樹の代名詞といえば、切れ味鋭いアイアンショット。松山のコーチ・目澤秀憲氏と公私ともに親しい仲の青木翔コーチが、多忙を極める目澤コーチに代わってそのスウィングの凄さを解説してくれた。 青木翔あおきしょう。1983年生まれ。全英女子オープンで渋野日向子をメジャー優勝へ導き、今年のオーガスタ女子アマで優勝した梶谷翼を指導するカリスマコーチ。2020レッスン・オブ・ザイヤー受賞 トップが低くなったのは「腹筋」で上げている証拠 GD 今回のマスターズで、テレビを見ていた多くの人が、松山選手のトップの位置が明らかに以前と変わったと感じていたと思います。この点について、教えてもらえますか。青木 たしかにそうですね。結論からいうと、トップを変えたのではなく、テークバックでの体の使い方を変えた結果、あのトップの位置に収まっている、と考えるべきだと思っています。要するに、手や腕の余計な動きを排除して、腹筋を使った捻転によって作られたトップということ。以前は、テークバックでクラブを手と腕で持ち上げる動作がありましたが、それが解消されました。これにより、正確無比なショットを手にすることができたと僕は考えます。 以前は、腕をやや上へ持ち上げる動作が入っていたため、現在と比べてトップの位置がやや高い。一方現在は、トップの位置で左腕と右肩が重なっている。これは手と腕が勝手な動きをせず、腹筋でしっかり捻転している証拠。決して手先でトップを低くしているのではない 「体で打つ」を体に染み込ませてきた GD 手と腕で持ち上げる動作がなくなったことで、トップの位置が変わったということですが、3月の試合会場で、松山選手が腕に結束バンドをつけて練習している姿を目撃しました。この練習と関係があるのでしょうか? 青木 まさにこの写真の練習こそが、腹筋を中心とした体幹でクラブを振るためのドリルですね。松山選手は、基本的にヘッドをやや上から入れてフェードを打つのが得意。もちろんドローも打ちますが、ドローを打つ時はやや手元でクラブを操作して打っていた印象があります。でも、この練習をすることで、手先が余計な動きをせず、体のターンで振るスウィングが身につきます。結果として、ヘッドの入射角が緩やかになり、体の回転で自然と球がつかまるスウィングになります。最終的に、ドローもフェードも手先ではなく、体の回転を主としたスウィングによって実現できるようになったことで、ショットの安定感がさらに増してきたのだと思います。 手先を使わず体のターンだけで打つ 手でクラブを操作してボールを操るのではなく、体のターンでボールをつかまえるスウィングへ改造するため、練習用の結束バンドを使う松山。感性を重視する松山選手がこうした練習器具を使うのは珍しく、それだけ覚悟を持って取り組んでいたといえる 体幹を使うことで再現性が高まる 手でクラブを上げてしまうと、インパクトの再現性が低下し、距離や方向性のバラつきが生じてしまう。手を使わず体幹(腹筋)を使って振ることができれば、インパクトで操作する動きが不要になり、出球やスピン量が安定。常に狙った弾道を実現できるようになる 世界一のアイアンスウィングをじっくり鑑賞 腹筋を使ってテークバックしているため、ハーフウェイバックからトップにかけて腕でクラブを持ち上げる動作が消え、クラブと体が一体となったコンパクトなトップになった。さらに、フェース面がスウィング軌道に対して常にスクエアを保っているので、ムダなフェースターンが起こらず、スピン量や出球の管理がしやすい トップで右足の裏全体で体重を受け止められているので、ダウンスウィングからインパクトにかけて、右足が浮かずに粘りつつ、左足で地面を蹴ることができる。そのためインパクトで上体が起き上がらず、ボールを力強く押し込むことができ、方向性に加えて飛距離もしっかり出すことができる 注目は3日目圧巻の「ライン出し」3選 GD 今回のマスターズで印象に残ったアイアンショットを教えてもらえますか。青木 3日目はすごかったですね。特に15番のセカンドショット、解説の中嶋プロもおっしゃっていましたが、まさに圧巻でした。1ヤードでもショートすれば池。さらに、あの硬いグリーンに対して、出球の高さ、初速、そしてバックスピン量までコントロールして、グリーンの止めたいところへ落とすショット力。小手先で合わせたショットでは、絶対に不可能ですよ。GD そこまで計算して打っているんですね。青木 自信を持って振り切れていますし、スウィング改造が上手くいったことを証明したショットだと思います。 12番・155Y・パー3ティーショット 雷雨のため一時中断となった11番でバーディを奪い、迎えた12番パー3。ショートアイアンのライン出しでピン右横3メートルにナイスオン。これを沈め7アンダーで首位に並んだ 15番・530Y・パー5セカンドショット ティーショットでフェアウェイセンターをキープ。残り205ヤード、グリーン左端のピンに対して、5番アイアンでカット気味に打ってピン右横2メートルにナイスオン。このイーグルパットを沈め、9アンダーとして単独首位に立った 16番・170Y・パー3ティーショット 右手前のピンに対し、8番アイアンでカット気味に打ち、ピン右横1メートルにビタッと着ける。これを難なく沈めて連続バーディーとし、トータル10アンダーで2位に2打差とした 週刊ゴルフダイジェスト2021年5月11・18日号より こちらもチェック!マスターズ制覇までの軌跡を追った完全保存版蔵出し写真も満載です https://my-golfdigest.jp/bpcontents/mgd202106sp/