Myゴルフダイジェスト

  • ホーム
  • 【週刊GD10/5号特別動画】青木瀬令奈のスウィング

【週刊GD10/5号特別動画】青木瀬令奈のスウィング

ショット編(1W、3W、6UT、9I)

パット編(スライスライン、フックライン)

直ドラ編

こちらもチェック!

  • 週刊ゴルフダイジェストで連載中の人気ゴルフ漫画「オーイ! とんぼ」を手掛ける、原作者のかわさき健と作画の古沢優。2人が「とんぼ」の前にコンビを組んだのが、ゴルフコミック誌「ボギー」で連載していた「カラッと日曜」という作品だ。 ゴルフ未経験ながら、プロゴルファーである母・天草すみれのキャディを務める「日曜」が発する何気ない一言が、ゴルフの真理をついており、目からウロコの連続。単にマンガとして面白いだけでなく、ゴルフをプレーするうえで役に立つヒントが満載! ゴルファーならぜひ一度読んでほしい作品となっています。 そんな名作マンガ「カラッと日曜」を、本日から毎日1話ずつ、期間限定で特別公開。第1話は下記リンクからお読みいただけます。 「カラッと日曜」第1話はこちらから 第2話は明日12時~配信予定。お楽しみに! こちらもチェック! 「オーイ! とんぼ」第1話から特別無料公開 まだまだある! 無料で読める漫画コンテンツ
  • PHOTO/Tadashi Anezaki THANKS/船橋CC 85ホール連続ノーボギーという日本記録を樹立した若林舞衣子。その驚異の安定感を支える武器がユーティリティ(以下UT)だ。プロ入り直後から7番アイアンの代わりにUTを入れていたという筋金入りの使い手で、もはやウェッジ感覚でボールをコントロールする。そんなUTのスペシャリストに、UT使いの極意を教えてもらおう。 若林舞衣子 わかばやしまいこ。1988年生まれ、新潟県出身。16年に結婚し19年に長男を出産。昨年6月に産休からツアー復帰。今年7月に『GMOインターネット・レディス サマンサタバサグローバルカップ』でツアー4勝目を飾った。 UTの打ち方は林からのショットの延長にある! GD アイアンやFWでなくUTを使う理由は?若林 曲がりにくいことと、球が上がりやすいこと。あとはライを選ばず打てる点です。多少ミスヒットしても、大体グリーンの幅には飛んでくれるので、そこが85ホール連続ボギーなしの記録につながったと思います。GD UTを打つために注意していることを教えてください。若林 ボールを絶対に上げようとしないことです。林の中から低い球で出すときを想像してみてください。体が起き上がったり、顔が早く上がったりすると絶対にミスになりますよね。状況次第で実際に林の中から使うことももちろんありますが、そのときに注意すべきことを実践すれば、上手く打ちこなせます。GD そうなると、アドレスで自然と目線は低くなりますよね。若林 そう! アドレスでの目線もとても大切なんです。 UTをモノにする3つの注意ポイント (1)アドレスで目線を低く 目線を高く設定すると、アドレス自体が球を高く上げる体勢になってしまう。目線は低く、低い球を打つ構えを作り、実際に低い球を打つつもりでスウィングする (2)上げようとせずライン出しをイメージ 飛距離を出そうとすると大振りになり、振り遅れるなどのミスにつながる。コンパクトなスウィングでライン出しをするつもりで振るといい (3)上から打ち込む意識は不要 低く打とうとしてボールを上から押さえ込むようにするとヘッドの入射角が鋭角になり、バックスピン量が増え吹き上がってしまうので打ち込みは厳禁 若林がUTを愛用する理由とは? ●距離があっても狙い打ちできる スイートエリアがアイアンと比べると圧倒的に広いので、多少ミスヒットしても左右にブレることなくしっかり飛距離を出せる ●アイアン感覚で直線的にピンを狙える フェース面がスクエアに見えやすいので、アイアンと同じようにターゲットに対してスクエアに構えやすい ●少々ライが悪くても簡単に打てる アイアンと比べるとソール幅が広く、重心も深いのでボールが上がりやすい。ラフや傾斜などの影響を比較的受けずに球の高さを出すことができる 【若林舞衣子の14本】 UTはなんと4本!アイアンは8番から 3UT(19度) 180ヤード4UT(22度) 170ヤード5UT(25度) 160ヤード6UT(28度) 150ヤード 右手のひらを地面に向けて払い打ち 「かるたの払い手のイメージです!」 GD UTは鋭角に打ち込まないとのことでしたが、払い打つイメージで合っていますか?若林 アイアンよりも鈍角で、フェアウェイウッドよりも鋭角というイメージ。どちらかといえばフェアウェイウッド寄りですね。GD 払い打つ際の注意点はありますか?若林 払い打とうとして、あおり打ちになる人が多いので、基本的にヘッドは上から入れることが大前提です。ポイントは右手のひらを地面に向けたまま振り下ろすこと。インパクトで右手のひらが上を向くと、フェース面は開いた状態になり、払い打つことはできません。イメージ的には、かるたをするときに右手で払う感じに近いですね。 Point 1右ひじをおへそに向かって引き下ろす 打ち込みすぎない適度な入射角でヘッドを下ろすには、ダウンスウィングで右ひじをおへその前に入れるイメージでもいい。このとき、右手首の角度を変えずに下ろすのがコツ Point 2腰の回転でクラブを引き下ろす ダウンスウィングの際、腕で下ろさずに左腰主導でクラブを引き下ろす。体の回転を止めると手打ちになりやすい 若林舞衣子のUTスウィング 動画でも見てみよう! //{"googleAnalytics":{"userId":"[GAUSERID]"}} イメージは後方のゴミ箱にポイッ! GD UTを打つときに絶対に守っていることは?若林 右肩だけは絶対に前に出ないようにしています。右肩が前に出た時点でヘッドは過度に上から入ってカット軌道になります。GD 右肩を前に出さないコツはありますか?若林 右側(飛球線後方)に置いたゴミ箱にポイッとゴミを入れる感じで右手を使ってみてください。体の正面側にゴミを投げてしまうと、右肩が突っ込みます。このとき、右ひじの角度は変えずに右手のひらを地面に向けたまま下ろすのがコツです。 右手のひらを地面に向けて振り下ろす 体の正面側のゴミ箱に投げると、右肩は前に出やすくなるが、体の右側のゴミ箱に投げると右肩は前に出ない。右手のひらが下を向くようにゴミを投げるイメージを持つことで、適度に緩やかな入射角で振り下ろすことができる もう1ポイント!右肩が出なくなるルーティン 左手で右肩を押さえながらアドレスに入り、右手1本でフェース面をセットしたら、最後に左手を合わせてアドレス完成。これでインパクトで右肩が前に出にくくなる 週刊ゴルフダイジェスト2021年9月21日号より こちらもチェック!
  • 賞金女王を争う稲見萌寧、小祝さくらをはじめとした人気女子プロ5人の貴重な直筆サイン入りキャップが当たるキャンペーンを本日より開催! 本日より、サブスクサイト「Myゴルフダイジェスト」有料会員にご登録いただいた方に、抽選で人気女子プロの直筆サイン入りキャップが当たるキャンペーンを実施。今季7勝、東京五輪で銀メダルを獲得した稲見萌寧、今季5勝で賞金ランクトップ(9月7日現在)の小祝さくらをはじめ、今年の週刊GDプロゴルファー総選挙で人気上位に名を連ねる青木瀬令奈、松田鈴英、西村優菜の計5人のサイン入りキャップ&バイザーをプレゼント。今なら有料会員が初月無料! この機会にぜひお申し込みください。 どれが誰のサインか分かりますか? 正解&キャンペーン詳細はこちら 関連記事 https://my-golfdigest.jp/tournament/p27602/
  • PHOTO/Yasuo Masuda、Shinji Osawa、Hiroyuki Okazawa、Hiroaki Arihara、KJR THANKS/北谷津ゴルフガーデン 今年前半だけで5勝を挙げ、東京五輪で銀メダルを獲得した稲見萌寧。6月に初優勝を果たすと次の試合でも優勝しブレイクした木下稜介。2人の急成長プロを指導するのが、プロコーチの奥嶋誠昭。稲見は2018年12月、木下は2019年11月から指導を受け始め、たちまち第一線で活躍するプレーヤーに成長した。果たして2人にどんな教えを施したのか。その一端を特別公開! 解説/奥嶋誠昭 おくしまともあき。1980年生まれ。神奈川県出身。ツアープロコーチとして、稲見萌寧、木下稜介、イ・ボミ、高橋彩華を指導。横浜のノビテックゴルフスタジオで、GEARSを使ったアマチュアレッスンも行っている 長所を生かす3つの“しなくていいよ” GD 稲見プロの指導は、2018年の12月からですね。奥嶋 当時、稲見プロは、飛距離を伸ばすため、クラブをシャロー(鈍角)に下ろしてドローを打とうとしていました。でも、それが僕には無理しているように思えたんです。GD というと?奥嶋 稲見プロは、腕の使い方がバツグンにうまくて、本来はややスティープ(鋭角)に下ろすスウィングなんです。だから、ドローを打ちにいくと、どうしても引っかけや右プッシュが出やすい。GD なるほど。奥嶋 合わないものを無理に取り入れようとしないで、いま持っている財産を生かそうよ、と稲見プロに話しました。彼女はスティープにクラブを動かすセンスがバツグン。だったらそれを生かして、スティープな軌道に合うフェードでいこうよ、と。GD その判断で、稲見プロのショットメーカーの才能が一気に開花したわけですね。奥嶋 稲見プロに教えているのは、終始一貫、オンプレーン(アドレスで構えた位置にクラブを戻す軌道)に振ることだけです。バックスウィングで上げた軌道どおりに下ろしてくるイメージでいいよ、と言っています。 しなくていいよ1「シャローに振らなくていいよ」 「シャローに振ろうと苦労していた稲見プロに、スティープ(やや上からの軌道)でいいと教えました。スティープな軌道のほうが、バツグンにうまい手の動かし方を生かせると判断したからです」(奥嶋) しなくていいよ2「ドローを打たなくていいよ」 「ドローボールを打とうとしていた稲見プロに、カット軌道でフェードを打つようにすすめました。クラブをスティープに動かす稲見プロには、ドローよりもフェードのほうがイメージしやすいはずだからです」 しなくていいよ3「左に踏み込まなくていいよ」 「稲見プロは、腕や上半身をうまく使う反面、体重移動はやや苦手。切り返しから左に踏み込むとミート率が落ちるので、無理に踏み込まず、右サイドで振ればいいと教えました。これでショットが安定しました」 これぞショットメーカーの証どちらがダウンスウィングか分かりますか? 稲見のスウィングを見ると、バックスウィングとダウンスウィングの軌道がほとんど変わらない。これこそが、ショットメーカーの証拠だと奥嶋コーチは言う。「稲見プロには、とにかくオンプレーンに振ることだけを教えています。その結果、ショットの精度が格段にアップしました」 稲見萌音の1Wスウィング 左片手打ちでフェードを磨き抜いた GD 稲見プロは、どんな練習を積んで、ツアー屈指のフェードヒッターになったんでしょうか?奥嶋 稲見プロはオンプレーンに振ることを練習テーマにしています。そのためにやっているのは、8Iを左手1本で打つドリルですね。GD 左の片手打ちですか!奥嶋 そうです。稲見プロは、左腕の感覚で振ると出球が揃うタイプなんです。それと、精度の高いフェードには左のリードが絶対ですから、左手1本のドリルというわけです。GD 稲見プロはどのくらい打つんでしょうか?奥嶋 このドリルは、オンプレーンスウィングの確認作業で、インパクトゾーンを真っすぐ動かすための練習です。彼女は8Iを左手に持って、バックスウィングとダウンスウィングの軌道の確認作業を延々と続けていますよ。トップの位置を確認して、ゆっくりとインパクトまで下ろして、左手1本でボールを実際に打つ。稲見プロは何時間もその練習をやっていますが、アマチュアの方なら100球くらいから始めるといいですね。 Drill 1左手1本でボールを打つ 「フェードを打つには、左腕のスウィング弧が大切。そのため、稲見プロは左手1本でボールを打つドリルをやっています。クラブ軌道を確認しながら素振りして、その軌道をなぞるようにボールを打ちます。低く長いインパクトゾーンを覚える練習なので、フルスウィングする必要はありません」(奥嶋) Drill 2クラブ軌道を確認してから打つ 「トップからハーフウェイダウンまでの動きを2~3回繰り返して、ダウンスウィングの軌道を体に覚え込ませます。そのイメージが消えないうちにボールを打ちます」(奥嶋) パットの秘密は限りなく真っすぐに近いインtoイン GD 稲見プロは入れまくるパットも有名ですよね。奥嶋 彼女はインパクトゾーンのヘッドの動かし方をずっと磨いてきて、これはドライバーからパッティングまで共通しているんです。GD パッティングはまさにインパクトゾーンだけの動きですよね。奥嶋 稲見プロのパッティングは、ヘッドをスクエアに真っすぐ動かす技術に長けているんです。彼女が練習でいつも愛用しているシートがあるんですが、わずかにイン・トゥ・インに描かれている線の上をスクエアに動かす練習を繰り返しやっています。ボールを数多く打つことより、インパクトゾーンのヘッド軌道の精度を上げるほうが、狙った方向に正確に打ち出せることを知っているからですね。GD 稲見プロのバーディラッシュは、この練習のたまものなんですね。 インパクトゾーンの正しいヘッドの動きを染み込ませる 「このシートには、わずかなイン・トゥ・インのヘッド軌道とフェースの向きが描かれています。この線に沿ってヘッドを正確に動かせるかどうか、稲見プロはそれだけに集中して練習しています」(奥嶋) 稲見の極上パット2つのポイント 【Point 1】右ひじに余裕を持たせる 「稲見プロは、右ひじを体に付けてストロークするクセがあるので、右ひじを体から離したほうがスムーズにストロークできるよ、とアドバイスしています」 Point 2両ひじを水平に動かす 「稲見プロは、手首の角度を保って、腕で作る五角形を崩さずにストロークしています。そのためには、ひじを水平に動かすイメージを持つことです」 稲見萌寧のパッティングストローク 7勝のうち6勝はこのパター 「稲見プロの勝ち星は、このパター(テーラーメイド「トラスTB1」)のチカラも大きいと思います。方向が出しやすくて、インパクトのフェースのブレが小さい特性がピッタリだったようです」 https://my-golfdigest.jp/lesson/p36263/ 後編はこちら 週刊ゴルフダイジェスト2021年9月14日号より こちらもチェック! https://my-golfdigest.jp/tournament/p33481/ https://my-golfdigest.jp/tournament/p13355/ 稲見萌寧関連の記事が気になる方はこちら 稲見萌寧の記事をもっと読む
  • TEXT/Kosuke Suzuki PHOTO/Takanori Miki、Hiroaki AriharaTHANKS/筑波大学、アラボーイ ベースボール、ビームス&ウィンズ ステーション 二刀流での活躍に加え、特大のホームランを量産して世界を驚かせている大谷翔平。彼の振りを研究すると、ゴルフにも通じる飛ばしの極意が見えてきた! このCの字が飛距離のもと(Photo by Thearon W. Henderson/Getty Images) インサイドアッパーで高い打ち出し角を確保 解説/川村卓准教授 筑波大学体育系准教授。バイオメカニクスの専門家で、野球方法論、コーチング学を研究。大谷選手と直接話したこともある いまメジャーリーグでホームランを量産し続け、日本のみならず全米からも注目を集めている大谷翔平選手。彼のスウィングを見て「まるでゴルフみたいだ」と思った人は多いのではないだろうか。事実、大谷選手のスウィングは、強いアッパー軌道が特徴。もしかするとゴルフの飛距離アップにも生かせる秘訣があるのではないだろうか。そこでまずは、筑波大学で運動解析などを専門に研究する川村卓准教授に話を聞いた。「大谷選手は、メジャーでもアッパーの角度が非常に大きいタイプの打者です。もっとも効率的な放物線でホームランを打つためには、30度前後の高い打ち出し角が必要。そのため大谷選手は強めのU字軌道の最下点の先でボールをとらえているんです」なるほど、野球の場合も最大飛距離を得ようと思えば、高い打ち出し角度が必要というわけだ。ただ、このU字軌道を真似できる打者はメジャーでも少ないという。「強いアッパー軌道で打つには、インパクトで“Cの字”を描くような弓なりの形になります。切り返しで前足(大谷選手は右足)に体重を一瞬乗せ、頭を残しながらひざを送りお尻を強烈に押し込むことで体を反らせ“Cの字”を作り出します。これにより速いバットスウィングが生み出す遠心力と引っ張り合える力を作っています。ただ、強靭なパワーと体幹の強さがないと作るのは難しいです」また、後方(大谷選手の場合左)のひじをたたんでインサイドからとらえつつ、前方(同右)のひじを曲げて「五角形」のインパクトを作ることで腕の返しを遅らせてインパクトゾーンを長くしているのも特徴的だという。まるでジョーダン・スピースみたいだ。 大谷翔平の飛距離を生む6つのポイント 【Point 1】ステイバック トップからダウンスウィングに入る一瞬、前足に踏み込んで体重移動するが、その後すぐに反り返るように後ろ足に体重が戻る。インパクトで頭はふくらはぎの真上くらいにある 【Point 2】切り返しでのひじのたたみ 切り返しで後ろのひじをやわらかくたたむことでインサイドアウト軌道に振り出していく。投手でもあるからこその肩甲骨の可動域の広さがそれを可能にしている 【Point 3】お尻の押し込み 頭の位置を後ろに残したままお尻を押し込むのは左サイドの強靱な背筋や下半身の筋力の賜物。筋力が弱いと体重を支えることができず腰砕けの状態になる 【Point 4】ひざの押し込み 後ろ足のひざを前へ押し込むことでお尻の押し込みをサポートしキレイな「Cの字」を作っている。以前は体を強く回転させて振る意識が強く、ひざの押し込みは弱かった 【Point 5】利き手リード 大谷は右手のリードで、右ひじを曲げながら振り出していく。これで体の開きを抑えつつ、ヘッドのターンを遅らせることでインパクトゾーンを長く保つことができる。J・スピースも利き手の左手リード 【Point 6】アッパーでも速度が落ちない アッパー軌道は重力に逆らうぶん、速度は落ちるが、大谷選手は圧倒的な筋力と関節の可動域の広さでそれをカバー(左図)。メジャー屈指の打球速度を実現 腰は水平、肩は縦に回す 解説/根鈴雄次さん 米3Aを含む5カ国13チームでプレーした元プロ野球選手。現在は横浜市の「アラボーイベースボール」内「根鈴道場」で幅広い層に始動中。著書に「MLBでホームラン王になるための打撃論」がある 「大谷選手のバットスウィングと、ゴルフのスウィングにはたしかに共通点があると思います。とくにアッパーと言っても単なる縦振りではなく、縦と横の中間でスウィングする動きが似ていますね」根鈴(ねれい)さんは、野球・ゴルフに共通する飛ばしのために重要な“斜めの動き”のポイントを4つ紹介してくれた。1つ目は横回転のなかで肩を縦に動かす動きだ。「野球もゴルフも基本は横方向の回転運動ですが、そのなかで打ち出し角を作りアッパー軌道でとらえるには全部横回転ではダメ。肩を縦に使うことがとても重要なんです。ダウンスウィング以降では、前の肩が上がりつつ後ろの肩が下がり肩が縦方向にターンする。そして、このときの手首の動きも重要で、ローテーションを抑えたまま後ろの手のひらが斜め上を向くように振り抜いていくのがポイントです」いまは野球でもローテーションを抑える動きが流行っており、大谷選手もその典型。これは最近の大型ヘッド向きのゴルフスウィングとも共通する動きと言えそうだ。そして2つめは、首の安定。「肩の動きに首がつられて動いてしまうと、イメージと実際の軌道にズレが出やすいため、首を肩と独立させて安定させ、インパクトまで首を残す感覚は必須です」“頭を残す”感覚は、野球・ゴルフともに重要というわけだ。続く3つめは大きな体重移動。「トップで後ろ足に100%乗った状態から、インパクトま100%前足に乗っていく。このダイナミックな体重移動は、共通の飛ばしの必須条件です。ポイントは、ほぼノーステップで構えたスタンス幅の範囲内で、これを強烈に行うことです」そして最後の4つめは、踏み込む足をねじる動作だ。「つま先立ち=内旋された前足に溜めたパワーを外旋させながら解放しています。この“ねじる動作”も注目だと思います」 【Point 1】肩を縦に回転させる 体の横回転に対し肩を縦回転させることで斜めの回転を作り、高い打ち出しを作る。手首のローテーションは抑える 【Point 2】「首」をしっかり残す 肩を縦に動かそうとすると首もつられて動きやすいが、首が動くと自分のイメージしている軌道よりも実際の軌道がボール1~2個ズレやすい。肩と首を分離し、首を残す意識が重要だ 【Point 3】スタンス幅のなかで思いっきり体重移動 トップで後ろ足に100%乗った状態から、インパクトでは100%前足に体重が移る。インパクト後は衝撃で少し後ろに戻るが、意図的な動作ではない 【Point 4】踏み込む側の足のねじりを効果的に使う 前足は、つま先立ちで内旋されパワーが溜まった状態から、外旋しながら一気にパワーを解放。B・デシャンポーやM・ウルフらのスウィングにも見られる動きだ 重力を使って速度を上げ、踏み込んで地面の力を使う スタンス幅内で強烈な体重移動を行いつつ、体は横回転。そこに肩の縦回転を加えることで斜め方向の回転運動とし、高打ち出しの弾道を打つ この野球の飛ばし理論をゴルフスウィングに取り入れると……? >>後編へつづく 月刊ゴルフダイジェスト2021年10月号より