スタート前の5分で差がつく! ウォームアップメニュー10
Menu 1【股関節】
股関節から体を折るように前屈(3回)
アイアンを両手で持って肩に乗せ、股関節から体を折り曲げるように前屈する。股関節はちょうつがいのような形状をしているので、ひざを曲げたり、背中を丸めたりせず、股関節だけをしっかり折り曲げるのがポイント
Menu 2【股関節】
重量挙げのイメージでバックスクワット(3回)
アイアンを両手で持って頭上に掲げ、重量挙げのイメージでスクワットを行う。深くかがみ込むことよりも、股関節から体を折り曲げることのほうが大事だ。ひざがつま先よりも前に出ないのが理想
Menu 3【肩周り】
水平ツイストで肩甲骨の筋肉を刺激(左右各3回)
アイアンを体の正面で水平に持って片足を前に出し、足を出した方向にクラブを90度回す。クラブが斜めに傾かないように水平をキープしながら回すと、肩甲骨周辺の筋肉に適度な刺激が入る
Menu 4【体幹】
逆C字ポーズで体を反り腹筋を伸ばす(3回)
Menu 5【肩周り】
体をねじって肩の柔軟性を高める(左右各3回)
アイアンを両手で持って頭上に掲げ、上半身を前に倒しながら横にねじり、クラブがタテ向きになるようにツイストする。クラブが垂直になるのが理想だが、キツイ人は可能な範囲で体をねじる
Menu 6【体幹】
側屈はクラブが垂直になるのが理想(左右各3回)
Menu 7【股関節】
股割り&肩入れで股関節の可動域を広げる(5秒キープ)
Menu 8【股関節】
片足蹴り上げで股関節の動きを滑らかに(前後3回・左右3回)
Menu 9【股関節と肩周り】
6時から12時で前屈ツイスト(左右各3回)
足を肩幅に広げ、前屈した姿勢からスタート。片手を床についたまま、もう片方の手を真上に上げ、時計の6時のポーズで上下に伸ばすイメージで肩周りに刺激を入れる。3回行ったら上下の手を入れ替え、同じく3回行う。腕の向きは多少斜めでもOK
Menu 10【仕上げ】
9時から3時で仮想スウィング(3回)
右手を上に伸ばしながら左手を後方に伸ばし、時計の9時のポーズを作った後、左手を上に伸ばしながら右手を前方に伸ばし、時計の3時のポーズを作る。仕上げはテークバックとフォローの動きを繰り返すイメージ。これで1球目からナイスショット!
解説/斎藤大介
柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。16年より米女子ツアー選手のトレーナーを務め、20年から渋野日向子の専属トレーナーとして活動。週刊ゴルフダイジェストで「らくトレゆるスト」を連載中