【インタビュー】“広報モデル”を8年間務めたユン・チェヨン「ツアーでの楽しみはグルメ。日本食が大好きです!」
10年間韓国ツアーで活躍し、2017年から日本ツアーに本格参戦しているユン・チェヨン。ゴルフを始めたきっかけから、日本ツアーでの楽しみまで、じっくりと語ってくれた。
PHOTO/Osamu Hoshikawa
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- 週刊ゴルフダイジェスト夏の恒例企画「女子プロ浴衣図鑑」。今回の浴衣美女は、韓国女子ツアーの広報モデルを8年連続で務め、2017年から日本ツアーに本格参戦しているユン・チェヨン。 撮影/干川修 ヘアメイク&着付け/ヘアメイクスタジオジュエル ユン・チェヨン1987年3月5日生まれ。韓国ソウル市出身。身長172㎝・A型・魚座。2005年、KLPGA(韓国女子プロゴルフ協会……
2017年から日本ツアーに本格参戦しているユン・チェヨン(韓国)。その年に初シードを獲得。そのままJLPGAに入会し、ツアーメンバーとなった。どうして日本ツアーを選んだのか?
「2005年から10年、KLPGA(韓国女子プロゴルフ協会)ツアーで戦ってきて、何かを変えたいという気持ちがあったんです。当時は米ツアーも考えましたが、年齢的にも体力的にも厳しいと思い、日本ツアーを選びました。日本ツアーは先輩も多いし、韓国から近いから行き来もしやすく、私には理想的でした。コロナ禍前は九州の試合になると日曜の夜、福岡からすぐ帰国できましたし、自宅に帰れば、心も体もリフレッシュできますからね」
チェヨンといえば、身長170㎝を超える抜群のスタイルがトレードマーク。初代KLPGA広報モデルを8年連続で務めた、モデル顔負けの美しさも魅力。「広報モデルのときは、宣伝のための制作物のモデルをしましたし、アイドルみたいにKLPGAの曲も歌いました(笑)。日頃からスキンケアなどの美容は意識しています。体に取り入れるものにも気を使っていますし」
どんな子供時代を過ごしたのか?
「ソウルで生まれたので都会っ子でした。ただ遊ぶのは男の子ばかりで活発なタイプだったと思います。ゴルフは中学から始めたのですが、小学生までは水泳とスピードスケートをやっていました。スケートのとき、フィギュアを練習する子たちを見てドレスみたいな衣装で可愛いなぁって羨ましく思っていたのを覚えています。スピードスケートはタイツみたいなウェアでカッコ悪かったんです。父の練習に付いて行ってゴルフを始めてからは、ずっとゴルフ一筋。その流れで自然とプロを目指すようになりました」
韓国と日本のツアーの違いは?
「日本はゴルフ場ですべて完結します。練習、食事、ストレッチなど、すべてゴルフ場で行えますが、韓国は試合のみゴルフ場で練習は別の場所を使います。そのため練習する環境が大きく違っています。それとギャラリーの数。日本ツアーはギャラリーが多くて楽しいです。韓国はテレビで見る人が多いんです。
日本ツアーは6年目になりますが、日本のグルメが大好きで、ツアー中の楽しみになっています。その土地の美味しいものを食べると元気が出るんです」
韓国で1勝を挙げているが、日本ツアーではまだ未勝利のチェヨン。後半戦に向けた課題、さらに将来の夢も聞いた。「まずは日本ツアーで優勝すること。そのためにも最終日でスコアを伸ばす。耐える力、追う力がまだまだ発揮できていません。そこにフォーカスしたいです。
将来の夢はセカンドキャリアとして何かをやりたいです。自分が好きなことを見つけて突き詰めてみたいですね」
ユン・チェヨンへ15の質問
●好きな食べ物/うなぎ
●好きな飲み物/ワイン
●好きなデザート/ケーキ、かき氷
●好きなアーティスト/BTS
●好きなブランド/たくさんあるけど、最近はディオールが好き
●好きなアニメ/セーラームーン。子供のとき夢中で見ていた
●好きな本/韓国のエッセイ「鳥は飛びながら後ろを振り向かない」人生の学びがある本
●好きな言葉/努力と愛
●好きな色と数字/黄色・赤・青、3番
●好きな時間/寝る時間、日曜日の試合後の夕ご飯
●コンビニで買う物/コーヒーとおにぎり
●勝負メシ/サプリメント。体が元気になるもの。漢方もいい
●お守り/ファンからもらったお守りとクリスチャンなので十字架
●旅行に行くなら/バリのビーチ
●これまでの高い買い物/クルマと家
週刊ゴルフダイジェスト2022年8月23・30日合併号より