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【三井住友VISA太平洋マスターズ】「最後は本当にしびれた」42歳の谷原秀人が5年ぶり15勝目

<三井住友VISA太平洋マスターズ/太平洋C 御殿場C(静岡)/7262Y・パー70/11月11日~14日>

2年ぶりに有観客で行われた「三井住友VISA太平マスターズ」。金谷拓実との接戦を制し、ベテラン谷原秀人がツアー15勝目を飾った。

PHOTO/Hiroyuki Okazawa

最終日は42歳の谷原秀人と23歳の金谷拓実との一騎打ちに。プロ19年目の谷原秀人が逃げ切りで5年ぶりに優勝。ツアー通算15勝目。谷原は、「最後は本当にしびれました。僕らはこのしびれる感覚を味わいたくてプロをやっているわけで、ギャラリーのみなさんのおかげです。ギャラリーがいないとしびれる感覚もないですからね」と久しぶりの優勝をかみしめた。

最終組で回った金谷拓実、幡地隆寛は谷原と同じ広島出身。

「先輩に気を遣ってくれたのか、やさしい後輩たちです。若手を苦しめられるのは本当に楽しい」と谷原。惜しくも2位になった金谷は、「谷原さんのプレーは素晴らしかった。自分もやり切った感があります。賞金王を目指して頑張ります」と力強く語った。

最終18番ホール、入れれば優勝のウイニングパット。これを沈めて渾身のガッツポーズ!

金谷は単独2位も賞金ランク1位に

3日目の18番、ウォーターショットでギャラリーを沸かせた金谷拓実。優勝は逃したものの単独2位で賞金1500万円を獲得し、賞金ランク1位に躍り出た

<三井住友VISA太平洋マスターズ・最終成績>

優勝谷原秀人-6
2位金谷拓実-5
3位比嘉一貴-4
4位TT・ペク-3
4位T浅地洋佑-3
4位T久常涼-3
4位T幡地隆寛-3

週刊ゴルフダイジェスト2021年11月30日号より