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【超一流のスウィング研究】ローリー・マキロイ「“スクエア化”が進み、今やフェードも超一流」

最近は狙いすましたローフェードも一級品のマキロイ。秘密はスウィングの「スクエア化」にあった

PHOTO/Yoshihiro Iwamoto TEXT/Daisei Sugawara

ローリー・マキロイ 昨年のマスターズで優勝を勝ち取り、史上6人目となる生涯グランドスラムを達成。36歳

解説/目澤秀憲
めざわ・ひでのり。ゴルフ界の最先端を知り尽くすコーチ。現在は金子駆大や永峰咲希を教える

手がずっと
体の正面にある

ローリーのグリップに注目してほしいのですが、右手がウィーク、左手がストロングでちょうど「雑巾絞り」のような形になっているのがわかると思います。この握り方だと、グリップに互い違いに力をかけることができるので両手が安定しやすく、つまりフェース面のコントロールもしやすいということになります。


以前のローリーは、テークバックでヘッドが少しインに入る傾向があって、フェースもシャット気味だったので、それによってトップで右肩が高くなりがちでした。驚異的な飛距離のビッグハイドローも出る一方で、「右から右」のミスが多発していたのは、このあたりに原因があります。それが今は、グリップの締まりがよくなったことで、両腕の三角形が長くキープされています。コリン(・モリカワ)やDJ(ダスティン・ジョンソン)とは違って、シャットではなく「スクエア」を極めているのが、今のローリーだと言えるでしょう。

<使用クラブ>
テーラーメイドQi4D(ロフト9度)

ローリー・マキロイの1Wスウィング(正面)

トップまで手と体との距離が遠く保たれ、左肩が深く回って、なおかつ右肩が持ち上がっていない。これは左右のグリップを締め、フェースをスクエアな状態で扱う時間が長いことに起因している

ローリー・マキロイの1Wスウィング(後方)

※連続の写真は全て2025年7月号の同連載の流用です

月刊ゴルフダイジェスト2026年5月号より