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【小祝さくら ゴルフときどきタン塩】Vol.24 結局年中“食欲の秋”? 得意料理は「お味噌汁」

国内女子ツアーを牽引する女子プロのひとり、小祝さくら。ほんわかした雰囲気を持ちつつも「連続出場」歴代4位の記録を持ち、数多くの優勝を重ねる実力者。そんな小祝の素顔や、ほっこりとした日常を追っていく――。

ILLUST/オギリマサホ

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小祝さくらは、食べることが大好きだ。そして、自分で料理をすることも大好きだ。

得意な料理を聞くと、「何ですかね……」と真剣に考えて、「お味噌汁かな。具もたくさん入れます。えのきとなめこが好きで、昔は白子のお味噌汁も大好きだったんですけど、(北海道以外には)時季にならないとあまり売っていないので、最近食べられてません。あとはもずくのお味噌汁。めっちゃ美味しいですよ!」と力がこもる。

自炊するときの味噌は、ダシ入りのタニタ食堂のものを使うという。

本や動画を見ながら、凝った料理も作る。ラザニアやハンバーグなど……少し失敗しても、ハンバーグに玉ねぎやつなぎの卵やパン粉を入れなくても、気にしない。それでも何となく美味しく仕上がるのが“さくら流だ。朝、味噌汁を飲むと頭の働きがよくなると何かで見て、試合中の朝も毎日飲んでいる。食べるものには気を配っているのだ。

「オレンジは、朝に食べると紫外線を吸収しやすくなるとテレビで言っていました。だから、朝は食べないように気を付けています」


肌が白く綺麗なさくら。スキンケアには労力を惜しまない。化粧水やパックにはとても気を使っていて、いろいろな化粧品を試して、よいものを使う。ゴルフの後は、洗顔もしっかり行うし、パックは朝晩欠かさない。顔と体の日焼け止めはそれぞれに合う別のものを使うし、最近の強い日差しのせいで、ハイソックスの靴下焼けの跡が目立ったので、肌の色を合わせるためにふくらはぎにだけサンオイルを塗るようにもなった。

「やっぱり、年を取ってから後悔はしたくないので、中学生くらいから紫外線を浴びた後のケアは気をつけてはいます」というさくら。

暑い夏に口にするものは、スポンサーの明治の飲むゼリーや経口補水液。マネジャーが冷やして水筒に入れ準備してくれる。これらを毎日必ず食べ、飲みながら試合に臨む。それでもこの夏の暑さは異常で、ラウンド後、氷嚢を頭の上に置いたら、湯気が出て驚いた。熱がこもったときは、水風呂にも入る。内側だけでなく外側からの熱中症対策だ。

小祝さくらには、生まれ持った体の強さがあるけれど、やっぱり「食べること」がさくらを支えている。夏でもすごく食べる。それを指摘され照れたのか、8月末にもかかわらず「食欲の秋ですからね~」とほほ笑んださくら。

そういえば、昨年の12月末くらいにも、たくさん食べながら「食欲の秋ですからね~」と言って周りを爆笑の渦に巻き込んだけれど。

ダイエット的な発想は、ない。「私、めっちゃ太りました」とは言うけれど、実際は変わらないし、痩せすぎるとパフォーマンスにも影響することはわかっている。気持ちいいくらい食べるさくらの姿が、周りを幸せにしてくれる。

こいわい・さくら。1998年北海道生まれ。ニトリ所属。8歳でゴルフを始め、17年のプロテストで合格。19年初優勝を飾り、6年連続で優勝を果たしており「黄金世代」を引っ張る存在だ。「私、おっとりしているように見られるんですけど、そうでもないんですよ」

週刊ゴルフダイジェスト2023年9月26日号より