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【新春ワイド特集2026】山下美夢有は5億超え!　26年は史上最多15人が日本から米女子ツアーに参戦!

週刊ゴルフダイジェスト
2025.12.23
KEYWORD タケ小山内藤雄士米国女子ツアー

2025年は13人が米女子ツアーに参戦し、6人で7勝を挙げる活躍を見せた。2026年の米女子ツアーはどうなるのか?　引き続きご意見番のタケ小山と内藤雄士に聞いていこう。

PHOTO／Tadashi Anezaki、Hiroyuki Okazawa、Shinji Osawa、Hiroaki Arihara、Yoshihiro Iwamoto、Getty Images

タケ小山（写真左）　世界中のツアーに精通するプロ。TBS「サンデーモーニング」の解説者としてもお馴染み。小誌で「世界パトロール」を連載中

内藤雄士（写真右）　丸山茂樹のコーチとしともに米ツアーを戦ったティーチングプロ。日本大学ゴルフ部コーチも務める。ハイランドセンター代表

26年は史上最多15選手が
米ツアー参戦

GD　続いては女子ツアーです。25年は日本から史上最多の13人がLPGAツアーに参戦しましたが、10人がポイントランクでシードを獲得。シードを落とした笹生優花はメジャー優勝者の資格で26年も出場。渋野日向子と西村優菜もQシリーズファイナルを突破し、26年の出場権を獲得しました。

タケ　ということは25年の13人は、26年も全員が参戦するということだね。


GD　はい。さらに25年に下部のエプソンツアーに参戦し、ポイントランク5位でLPGAのツアーカードを獲得した原英莉花、そして渋野、西村と同様にQシリーズファイナルを突破した櫻井心那も26年は加わりますので、史上最多をさらに更新する15選手が日本からLPGAツアーに参戦します。

タケ　渋野も西村もしぶといよね。土壇場でしっかり出場権を取ってくるんだから。それにこの15人以外にもまだ日本には海外で活躍できそうな選手がいるからね。佐久間朱莉とか。

GD　25年のLPGAのポイントランク上位20人中7人が日本の選手で、これは国別で最多です。メジャーでもこの2年で4勝していますからね。

タケ　これだけ日本の選手が活躍していると相乗効果は大きいよね。あの選手が勝てるなら私もってなるから。でもやっぱり小林浩美会長のおかげでもある。4日間大会を増やしたり、セッティングを変えたりしたからね。あと日本のグリーンのコンディションは間違いなく世界イチだと思う。

内藤　確かにそうですね。アメリカだとベントになるとポアナがつきものですから。

GD　またお金の話になりますが、ポイントランク2位の山下美夢有の獲得賞金額は約350万ドル、日本円で約5億5000万円です。古江彩佳（ポイントランク24位）までの日本勢上位8人が100万ドルを突破。ポイントランク104位だった渋野も44万ドルを超えて、7000万円近く稼いでいます。

タケ　トップのジーノ・ティティクルは12億円だもんね。

内藤　女子ツアーはアメリカでは人気はそれほどでもないと思うのですが、なんでそんなに賞金を高くできるんですかね。

タケ　それはアメリカ以外でのトーナメントが多いからじゃないかな。26年もアメリカでは19試合だけど、それ以外の国で12試合もやるんだから。アジアでの試合も多いよね。

内藤　メジャー大会にも冠スポンサーがつきますからね。

タケ　それだけ人気ってことだね。

上原彩子は欧州女子ツアーでシードを獲得!

2024年から欧州女子ツアーに参戦し、2025年、見事にシードを獲得したのが上原彩子だ。日本で10年プレーした後、米女子ツアーでも10年間プレー。42歳となった2026年シーズンも欧州女子ツアーで戦い続ける

週刊ゴルフダイジェスト2026年1月6日・13日合併号より

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