【ZOZOチャンピオンシップ】メジャー覇者は5人! 日本からは17人が出場予定。注目選手ピックアップ
今年もビッグネームが来日予定の「ZOZOチャンピオンシップ」。パリ五輪で銅メダルを獲得した松山英樹も凱旋出場する。注目選手を一挙ご紹介!
PHOTO/Tadashi Anezaki、Hiroyuki Okazawa、Blue Sky Photos、Getty Images、Aflo
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- 日本で行われる唯一のPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」が今週、千葉県のアコーディア・ゴルフ習志野CCで開幕。2019年の第1回以来、日本では今年で5回目の開催となるが、毎年世界のトップ選手が来日。今回は、ビッグネームが名を連ねる歴代優勝者を振り返る。 PHOTO/Tadashi Anezaki、Hiroyuki Okazawa、Blue Sky Photos、Getty Image……
PGAツアーのトッププレーヤーが集結
PGAツアーは、現在、来季のシード権をかけたフェデックスカップ・フォールの真っただ中。フェデックスカップランキングで上位に食い込めなかった選手たちでポイントが争われ、ランキング上位に入れば来季の出場権が獲得できるというシステム。
ZOZOチャンピオンシップは、その8試合のうちの1試合に位置付けられているが、ランキング下位の選手だけでなく、すでにフル出場権を得ているザンダー・シャウフェレや松山英樹といったトップ選手たちも出場。文字通り世界トップレベルの選手が出場する最高峰の舞台を見逃すな!
5人のメジャー王者
24年全米プロ&全英オープン優勝
ザンダー・シャウフェレ
ティーショット、アイアン、アプローチの正確性に加え、パット巧者であることもスタッツが示しており、トータルバランスに優れる選手。今季、メジャー初優勝から立て続けに2勝目を挙げたことはもちろん、トップ10入り回数はスコッティ・シェフラーに次ぐ15回、世界ランキングも2位。祖父母が東京在住で日本を好むシャウフェレだが、6回目の挑戦で勝利を手にすることができるか?
21年マスターズ制覇、パリ五輪銅メダル獲得
松山英樹
2月のジェネシス招待で2年ぶりの勝利を挙げた後、調子を上げ、パリ五輪で銅メダル、さらにプレーオフシリーズ、フェデックスセントジュード選手権で米ツアー通算10勝目を達成。今季はトップ10入りが7回、現在世界ランキング7位と好調を維持し3年ぶりの優勝を目指す
20年全米プロ、21年全英オープン制覇
コリン・モリカワ
今季は優勝こそないがトップ10入りが8回と安定した戦いぶりを見せ、世界ランキングも4位と上位につける。高いフェアウェイキープ率に加え、ツアー屈指のパターの名手としても知られる。“モリカワ”という名前もベビーフェイスも日本人には馴染み深いディフェンディングチャンピオン
22年全米プロ制覇、アプローチの名手
ジャスティン・トーマス
2022年の全米プロでは難度が高いサザンヒルズCCでアンダースコアで優勝したショットメーカー。スコアに対するアプローチの貢献度を示す「ストロークゲインドアラウンド・ザ・グリーン」では4位につける。ツアー屈指のアプローチの名手が2019年大会以来となる5年ぶりの来日
19年全米オープン制覇、PGAツアー屈指の飛ばし屋
ゲーリー・ウッドランド
ブルックス・ケプカやジョン・ラームを抑え、2019年の全米オープンを制したベテラン。40歳にして、311.5Yの平均飛距離を誇るツアー屈指の飛ばし屋で、恵まれた体格から放たれるドライバーショットは圧巻のひと言。今季はここまで結果を残せてはいないが、来シーズンのフル出場権を懸けて目指すは5年ぶりの優勝だ
この選手にも注目!
世界ランク12位、22年大会で5位タイ
サヒス・ティーガラ
今季トップ10入りは9回でスコッティ・シェフラー、ザンダー・シャウフェレに次ぐ3位。独特のフォームから繰り出されるフェードボールで狙った場所を外さない
21年大会以来3年ぶりの出場
ウィル・ザラトリス
メジャーなどの難しいコースセッティングにめっぽう強いショットメーカー。米ツアーでも屈指の難度を誇るアコーディア・ゴルフ習志野でも実力を発揮できるか?
今季最長477Yをマーク
マックス・ホーマ
パワーヒッターとして知られ、ザ・セントリーで記録した477ヤードは今季のツアー最長飛距離。迫力あるスウィングだけでなく、ファンを魅了する気さくな対応にも注目
2022年大会2位の雪辱を果たす
リッキー・ファウラー
日本でも人気の高いリッキー・“ユタカ”・ファウラー。2022年は逆転で2位惜敗。今年は最終日に勝負カラーのオレンジを身にまとい、2年前の雪辱を果たせるか
久しぶりに日本で参戦
来季のフル参戦権を懸け上位を狙う
久常涼
現在フェデックスフォールランキング88位。フォールシリーズが終わる11月までにフル出場権が得られる70位以内に入りたいところ。6位タイと上位争いを見せた昨季を上回り上位を狙う
米下部ツアー1勝、来季PGAツアーに挑戦
大西魁斗
昨季より下部ツアーのコーンフェリーツアーを主戦場にし、7月に初優勝。来季のPGAツアー出場権を獲得した。この2年で成長した姿を日本で見せられるか
20-21年日本ツアー賞金王
チャン・キム
国内ツアー屈指の飛ばし屋だったが、米ツアーに行ってもパワーヒッターぶりは健在。巨大な体躯から繰り出される豪快なショットが再び日本で見られる
その他の日本人出場選手
週刊ゴルフダイジェスト2024年11月5日号より
※データは10月17日時点のもの