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【なんでもランキング】Vol.139 今週開催の「日本女子プロゴルフ選手権」 名勝負となった1982年大会を制したのは?

ゴルフにまつわる様々なデータや記録をランキング形式で紹介する本連載。今回は、1982年に富山県の高岡CCで行われた日本女子プロゴルフ選手権を振り返る

1982年日本女子プロゴルフ選手権大会で、樋口久子との女王対決を制して優勝した岡本綾子

今週、国内女子ツアーの公式戦、日本女子プロゴルフ選手権が沖縄県のかねひで喜瀬CCで開催される。今年から3年契約でソニーが特別協賛となり、大会名もソニー 日本女子プロゴルフ選手権大会となった。

1967年に初めての女子プロテストが行われ、日本プロゴルフ協会女子部として設立された日本女子プロゴルフ協会。翌68年に第1回日本女子プロゴルフ選手権が開催された。1日27ホールを2日間プレーする54ホールのストロークプレーで行われ、樋口久子が初代女王に輝いた。72年の第5回から3日間大会となり、82年から日本女子オープンとともに現在と同じ4日間競技になった。

この年の2月、樋口久子以来2人目となる米国女子ツアー優勝を飾ったのが岡本綾子。前年、国内女子ツアーで8勝を挙げて賞金女王に輝き、本格的にLPGAツアーに参戦していた。帰国して迎えた9月の第15回日本女子プロゴルフ選手権は、富山県の高岡CCで行われたが、初日は首位と3打差の12位発進。2日目は18ホールすべてパーオンとし2打差の4位に浮上すると、3日目にはスコアを5つ伸ばし単独首位に立つ。最終日・最終組は1打差で岡本を追う樋口久子との女王対決。最終18番までもつれた優勝争いを制した岡本が3年ぶり2度目の日本女子プロタイトルを手に入れた。

<第15回日本女子プロゴルフ選手権(1982年)最終成績>

週刊ゴルフダイジェスト2024年9月17日号より