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【今月の“推し男子”】#11 田中元基「レギュラーツアーで戦っていくためにはティーショットの精度が課題です」

小学校2年生のときダンロップフェニックスでトム・ワトソンにボールをもらったことがきっかけでゴルフを始めたという福岡出身の田中元基。自分もいつか、そんなきっかけを作れる選手になれたら……と飛躍を誓う。

PHOTO/Hiroaki Arihara

田中 元基

たなか・もとき。中学高校と沖学園で過ごし、高校卒業後にプロに転向。今季はQTランク上位の資格で前半戦の出場権を得ている

●2002年4月26日生まれ ●身長/173センチ ●体重/68キロ ●血液型/AB型 ●出身地/福岡県 ●趣味/格闘技観戦、ボウリング、ダーツ ●福岡の推し飯/もつ鍋の「やま中」

コースセッティングの厳しさを痛感

沖学園を卒業し、すぐプロ転向をした22歳の田中元基。久常涼とは同世代でAbemaツアーの予選会などでは一緒に練習ラウンドをしていた仲。

「涼と(細野)勇策とは、練習ラウンドをよく一緒にしていました。涼にはすぐに追い抜かれちゃって(笑)。すごいな~という気持ちもあるけど、刺激にもなっています!」

今季からレギュラーツアーへの出場回数が増えて、自分の課題も見えてきた。

「ティーショットの精度をもっと上げなくちゃと感じています。レギュラーツアーでは、今までプレーしてきたどの試合よりも、ピンポジやグリーンなどのコースのセッティングが厳しいです。フェアウェイやいいポジションからじゃないとピンを狙っていけないので、ティーショットを少しでもミスするとその時点でパー狙いになることも結構ありました。とくに昨年初めて日本オープンに出場したときに、ティーショットが良い場所にないと戦えないということを痛感しました」

レギュラーツアーにはまだ慣れないと言うが、開幕戦で嬉しい出来事があったという。

「東建ホームメイトカップに出場した際に、サインをさせていただくことが多くて、僕なんかがいいのかなって気持ちと同時にすごく嬉しかったんです。この場に居続けたい! と思いましたし、活躍して“あの時サインしてもらったプロだ”って思ってもらえるようになりたいです」

「課題解決のためにデータ管理をするようになりました」

ドライバーの精度を上げるために昨年、GCクワッドを購入しデータ管理を始めた。「ちゃんとデータを取るようになって、足りないところを見つけてそこを補う練習をしています。悪いときのデータを見て、すぐに調整できるよう心掛けてます」

こんな一面も!

オフの日は格闘技の試合観戦に行きます!

もともと、少林寺拳法をやっていたことから、格闘技が好きで休みの日にはよく試合を見に行くとのこと。「息抜きにもなるし、とにかくかっこいい! 強い選手を見ると刺激にもなります」

「好き嫌いがすごく多くて…」

若者らしく、好きな食べ物は肉、もつ鍋! でもその理由が……「野菜が基本嫌いで、あとはマヨネーズとかドレッシングも苦手なので生野菜はほぼ食べないんです(笑)」

実家のチワワを溺愛!

動物好きで、実家で飼っているチワワは茶色と黒と白が混ざったマーブル模様。「実家の近くで一人暮らしをしているので、会いたくなったらすぐに会えるんです! めっちゃかわいくないですか♡?」

田中元基の1Wスウィング

月刊ゴルフダイジェスト2024年8月号より