【新ルール】打ったボールが木から跳ね返って自分に当たった!
ティショットを右に曲げてしまった満石。林の中からの2打目を安全にフェアウェイに出そうとしたが、引っかけてしまい、木に当たってしまう。あろうことかボールが真っすぐ跳ね返ってきて、自分に当たってしまった。この場合、どう処置すればいいのか。
木と木の隙間を狙ってフェアウェイに出したい満石
ところが! 避けていた木に当たってしまった
しかも、あろうことか、木に当たったボールが跳ね返り、自分にも当たった
心配する萩原だったが…
A. 1打罰でもとの位置から打ち直し
B. 1打罰で止まった位置からプレー
C. 無罰でもとの位置から打ち直し
D. 無罰で止まった位置からプレー
Dが正解! 旧ルールでは、動いている球がプレーヤーによって偶然方向を変えられた場合1打罰だった。しかし新ルールでは、動いているプレーヤーの球が偶然に人や外的影響に当たった場合、誰にも罰はなく、球はあるがままにプレーすればよい(規則11・1)ただし、グリーン上でプレーされた別の球に当たった場合は2打罰。
覚えておこう! ルールの新用語「一時的な水」
旧ルールの「カジュアルウォーター」は「一時的な水」という呼称に変わった。指している対象はカジュアルウォーターと変わりなく、ペナルティーエリア以外の場所にある水溜まりなどの一時的に溜まった水を指す。単に地面が濡れている、ぬかるんでいる、軟らかい、またはプレーヤーが地面に立った時に瞬間的に水が見えるというだけでは一時的な水とは言えず、救済の対象にならない。
週刊2019年3月26日号より