【練習場の“浦”メニュー】Vol.16 わきに挟んだグローブは「落ちる」のが正解です
練習場の“浦”メニュー
身長171cmで420Yという驚異の飛距離を誇る浦大輔が、上達に役立つホンモノの練習を伝授する連載「練習場の“浦”メニュー」。ドリルに没頭するアマチュアの多くは「やってる感」で満足してしまっているか、やってる自分に酔っているだけだと浦さん。とくにわきの下にグローブやタオルを挟む練習は要注意だ。
TEXT/Kosuke Suzuki PHOTO/Takanori Miki THANKS/√dゴルフアカデミー ILLUST/Koki Hashimoto


浦大輔
うらだいすけ。身長171cmで420Y飛ばす飛ばし屋にして超理論派。東京・銀座及び池上で√d golf academyを主宰。「浦大輔オンラインアカデミーサイト」では、スペシャルドリルやマル秘レッスンを有料会員限定で配信中
>>前回のメニューはこちら
- 身長171cmで420Yという驚異の飛距離を誇る浦大輔が、上達に役立つホンモノの練習を伝授する連載「練習場の“浦”メニュー」。飛ばしは体がデカい人、パワーがある人だけの特権だと思っていませんか? もちろん体が大きいことはアドバンテージだが、体格・筋力に頼らない飛ばしの方法があるという。 TEXT/Kosuke Suzuki PHOTO/Takanori Miki THANKS/√dゴルフ……
今月の浦メニュー
定番練習もやり方が
悪いと逆効果
こんな人にオススメ!
●ひじが引けがち
●「手打ち」と言われる
トップで右ひじが外を向く「フライングエルボー」やフォローで左ひじがひける「チキンウイング」などの不格好なスウィングの人、よく「手打ち」と指摘されるような人は、腕の悪い動きを矯正するのに、わきに何かを挟んで打つ練習は有効

腕と体の一体感を身に付けるには有効
手元が腰から腰くらいの振り幅では、上腕と胴体の一体感が重要なので、グローブなどをわきに挟んで腕の動きを抑制するドリルは有効
国内女子ツアーも開幕し、気候も春めいてきて、やっと本格的にゴルフシーズン到来という感じがしますね。みなさんは冬の間、いい練習ができましたか? 春までにみっちり基礎練習をしてスウィング作りに取り組めていれば、必ずレベルアップしているはず。上達したいなら、この時期の練習の質はとても大事ですよ。
スウィング作りの定番といえば、前回紹介したハーフスウィングのほかにも、わきの下にタオルやグローブなどを挟む練習があります。プロゴルファーでもこれをやっている人、見かけますよね。
確かに腕と体の一体感を養うのにはある程度効果があって、とくにトップで右ひじが外を向く「フライングエルボー」やフォローで左ひじが引ける「チキンウイング」といったアマチュアに多い不格好な動きを矯正するのには有効な練習だとは思います。
特に右わきに挟む練習をするアマチュアが多いのですが、練習を見ると、やり方を間違っているせいでまったく効果がないどころか、スウィングに悪影響を及ぼしているパターンも少なくなくて、「やってる感」の自己満足や、ドリルに没頭している自分が好きなだけなんだろうなあという感は否めません。
本来この練習は、グローブを挟んだままフィニッシュまで振り切っちゃダメなんです。ちゃんとした根拠と意図があってそうするケースはないわけではありませんが、基礎練習として行うならグローブはわきに挟みっ放しにしないほうがいい。
冷静に考えてください。普通のフルスウィングって、わきが締まりっ放しじゃないですよね? トップでは右わきは胴体から離れますし、フィニッシュだって左わきは完全に開いています。わきが胴体から離れずに動くのは、せいぜい手元が腰から腰、スウィングでいえば30Yのアプローチくらいまでです。
ですので、右わきに挟んだグローブはバックスウィングの手元が肩くらいまで上がったところでポトリと落ちるのが正解。チキンウイングやフライングエルボーの人はスウィングの初期段階から腕の動きが悪いので、ここまでグローブを挟んでおければ十分矯正効果が期待できます。
逆に最後までグローブを落とさずに振ろうとすると、動きが必要以上に小さくぎこちなくなったり、トップで上体を左に傾けてグローブが落ちないようにする悪い動きが生じがち。どうしても落としたくない、拾うのが面倒という人は、腰から腰くらいの小さな振り幅で打つのがいいと思います。
グローブをわきに挟んで打つ練習自体は、腕をあまり使わずにスウィングする感覚が身に付くので、慣性モーメントの大きいいまどきのドライバーとの相性が抜群です。10Kドライバーを打ちこなせない“昭和のスウィング”の人はぜひ積極的に取り入れて、“令和のスウィング”にアップデートしてください。
Point 1
挟む位置はひじのちょっと上くらい

Point 2
落とさないことが目的になっちゃダメ

<コースでの効能>
大MOIドライバーとの相性抜群!
腕の動きが控えめなスウィングは、大慣性モーメントドライバーとの相性がいい。10Kドライバーを打ちこなせない“ 昭和” なスウィングの人も、グローブを挟んで練習すれば使いこなせるようになる可能性大!
月刊ゴルフダイジェスト2026年5月号より


レッスン
ギア
プロ・トーナメント
コース・プレー
書籍・コミック




















