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【ゴルフジム】「アイアンでスライスが出ます」

読者の悩みを教え上手なプロがマンツーマンで解決する連載「ゴルフジム」。今回のお悩みは「アイアンでスライスが出ます」というもの。その解決法とは?

PHOTO/Hiroaki Arihara TEXT/Daisei Sugawara THANKS/トリトンゴルフスタジオ晴海

教える人/大和田紗羅プロ

おおわださら。94年生まれ、福島県出身。JLPGAティーチングプ
ロA級。2022年、PLDA女子ドラコン世界選手権優勝。最長飛距
離の公式記録は342ヤードを誇る

<今週のお悩み>
「アイアンでスライスが出ます」

松矢 亜由美さん(55歳/身長167cm/ゴルフ歴20/ベストスコア85/平均スコア96)
トップでフェースがオープン、かつシャフトクロス(クラブがターゲットより右向き)になっている(2コマ目)。この段階でフェースを閉じる準備ができていれば、もっと楽にボールをつかまえられるはず。

松矢 アイアンがスライスするんです。

大和田 トップまでの間に、ちょっとクラブが自由に動きすぎていますね。フェースを開きながら上げていますし、トップでシャフトがクロスしているので、ダウンスウィングで元に戻すのが大変な感じです。右肩が下がったり、インパクトで起き上がったりしてフェースが開いています。

松矢 なるほど。

大和田 少なくともハーフウェイバック(テークバックでシャフトが概ね地面と平行な地点)までは、フェースを閉じた(スクエアな)まま上げてください。上体の前傾角度とフェース面の角度が同じになるのが目安です。

これが原因!

腕をねじってフェースを開きながら上げているため、トップでフェースがオープン(写真右)。また、腕主体だとオーバースウィングになりやすく、それを引き戻す反動で右肩が下がりやすい(写真左)

松矢 普段と比べるとかなりフェースを閉じて上げている感覚です。

大和田 そこから体を回していくと、これ以上手が上がらなくなるポジションがあると思いますが、そこでトップは終了です。いつもよりコンパクトに感じるとおもいますが、ちゃんとパワーは溜まっています。

松矢 どこにもゆるみがない感覚はありますね。

大和田 最初はハーフスウィングくらいの振り幅で、フェースを閉じて上げて、閉じたフェースのままボールを打つ練習をするといいです。右手のひらでボールを押すイメージですね。

松矢 芯に当たっているのがわかります。ハーフスウィングなのに球が強い。

大和田 あとはそこから少しずつ振り幅を大きくしていけばOKです。

これで解決!
「フェースを開かずに上げて
 右手のひらでボールを押そう」

Point 1
前傾角度とフェースの向きを合わせる

テークバック途中のシャフトが地面と平行になる地点で、フェース面の角度が上体の前傾角度と同じになるように意識して上げる。始動直後にフェースが開くのを防げる。

Point 2
右手の感覚でフェースを閉じる

テークバックでは右手のひらを自分と反対側に向けるイメージで上げると、フェースが開かない。右手の動きに合わせて、体を回転させる。

Point 3
インパクトではボールを「押す」

右手のひらを地面方向に向けて下ろし、インパクトでボールを押すイメージで打つ。立ったロフトでボールを押し込むので強い球になる。

週刊ゴルフダイジェスト2026年3月31日号より

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