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【練習場の“浦”メニュー】Vol.15 ハーフスウィング練習の“本当の意味”理解していますか?

身長171cmで420Yという驚異の飛距離を誇る浦大輔が、上達に役立つホンモノの練習を伝授する連載「練習場の“浦”メニュー」。飛ばしは体がデカい人、パワーがある人だけの特権だと思っていませんか? もちろん体が大きいことはアドバンテージだが、体格・筋力に頼らない飛ばしの方法があるという。

TEXT/Kosuke Suzuki PHOTO/Takanori Miki THANKS/√dゴルフアカデミー ILLUST/Kouki Hashimoto

浦大輔

うらだいすけ。身長171cmで420Y飛ばす飛ばし屋にして超理論派。東京・銀座及び池上で√d golf academyを主宰。「浦大輔オンラインアカデミーサイト」では、スペシャルドリルやマル秘レッスンを有料会員限定で配信中

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今月の浦メニュー
ハーフスウィング練習は
「分析」こそが重要


こんな人にオススメ!
●「手打ち」と言われる

●スウィングが汚い
スウィングを「手打ち」と評されることが多い人、スウィングの形が悪く、もっときれいなスウィングを身に付けたい人にとって、勢いに任せない小さな動きで細部まで意識が行きわたりやすいハーフスウィングは非常に有効な練習といえる

立春を過ぎてもまだまだ寒い日が続きますね。月刊GDを買ってくださる熱心なゴルファーの中には、寒い冬の間はラウンドを減らして練習量を増やすという人も多いのではないでしょうか。

スウィング作りには地道な練習が不可欠ですから、上達のためにはそれに徹する時間を持つことはとても有効です。プロゴルファーも、オフの間にたくさん球を打ってスウィング改造したり基礎を見直したりするものです。

スウィング作りの“鉄板”練習といえばハーフスウィング。振り幅を抑えたコンパクトなスウィングの中にすべての基本が詰まっていますし、フルショットよりも細部に意識が及びやすく、動きのチェックもしやすい。冬の間にこれを続ければスウィングレベルは絶対にアップします! ……と言いたいところですが、実際は漫然としたハーフスウィング“もどき”で球数ばかり増やしてもスウィングはよくなりませんし、正直言って時間のムダです。

ハーフスウィングで本当に大事なのは「分析」です。出たミスに対して何が起こっているかを分析し、どこに原因があるかを突き止めて改善しながら練習すること。これをせずにただ小さい振り幅で打っているだけではスウィングはよくならないし、むしろいわゆる手打ちが悪化したり飛ばなくなったりするリスクさえあります。

正直なところ、これをアマチュアが自己分析で行うのは非常に難しいと言わざるを得ません。プロゴルファーであっても簡単なことではないので、できればコーチに見てもらってやってほしい。

とはいえそれができる人ばかりでないのもわかります。なのでそういう人に1つアドバイスをするなら「ハーフスウィングは“距離”をハーフにする練習だ」とうこと。

だいたいの人は、振り幅をなんとなく半分くらいにしてやった気になっていますが、そこにはなんの基準もありません。「半分の振り幅」のつもりで実際はスリークオーターくらいの振り幅で、しかも力感は8割以上……なんて人が多いのではないでしょうか。そんな“気分だけ”のハーフスウィングはなんの役にも立ちません。

7番アイアンがキャリー140Yなら70Yキャリーさせてください。これなら「半分」という基準が目に見えます。その中で球が左に出るのか右に曲がるのか、打点がどうなっているか、問題点とその原因を細かく分析しながら練習してください。大事なのは、その球が出た理由をちゃんと考え、究明すること。これが間違っていたら修正も的外れになって迷宮に迷い込みます。だからコーチがいたほうがいいのです。とくに振り幅を気にする場合は、動画で撮るか第三者の目は必須です。

動きのポイントとしては、ハーフスウィングでも下半身の運動量を落とさないこと。フィニッシュでおへそがターゲットを向くまで回っていないとダメ。腕とクラブの運動量が小さくなっても、腰はフル回転させてください。

Point 01
腰の回転量はフルショットと同じ

距離や振り幅を抑えても、下半身の動きはフルショットとほぼ同量。おへそが目標を向くまで腰を回し、左足1本でバランスよくフィニッシュ

Point 02
振り幅は第三者の目でチェック

振り幅は自分の目や感覚では確認できない。フィニッシュのクラブ位置を第三者に見てもらうか、動画で確認しよう

<コースでの効能>
スウィング全体のレベルアップ!

ハーフスウィングで問題点を修正していけば、フルショットの問題も自然と解決する。ハーフスウィングから腕とクラブの振り幅を少しだけ大きくしたものがフルショットだという感覚もわかってくるはずだ

月刊ゴルフダイジェスト2026年4月号より