【ライン読みの極意】#3「厚めに読んで調整」が鉄則! イメージしやすい練習法をご紹介
月刊ゴルフダイジェスト
パットが苦手な人は、打ち方よりもラインの読み方に問題があるケースが多いと小野寺誠プロは指摘する。ここではより実戦向きなイメージの作り方や、アライメントスティックを使った練習法を紹介する。
TEXT/Kosuke Suzuki PHOTO/Hiroyuki Okazawa ILLUST/Shinichi Hoshi THANKS/ロイヤルカントリークラブ


解説/小野寺誠
1970年生まれ。シニアツアーに参戦しつつラウンドレッスンも多く行い、年間200ラウンド以上プレーする現場主義コーチ
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厚めに読んでから
薄いほうにズラしていく
ライン作りの仕組みは理解したつもりでも、実際にコースでカップを前にするといいイメージが湧かないという人も多いだろう。実戦でのイメージ力は、毎回ラインをキッチリ想定してから実際に打ち「答え合わせ」をすることでしか磨かれないが、コースで気をつけるべきポイントはあるという。
「最初にも話しましたが、苦手な人は薄く読む傾向があります。だからまずは厚めに読むということ。かなり膨らませたジャストタッチのラインでカップの入り口も奥寄りに想定したところから、ラインを薄い方向に動かしながら適正なところを探っていくほうが、最初に想像したラインのイメージは消えません。最初に読んだところから『もうちょっと切れそうかな』と膨らませようとすると、ラインのイメージは消えやすいので注意してください」
このとき、想像するラインをボールの中心を通る線ではなく、ボールの谷側(フックラインならパターのヒール側)でイメージすると、アマライン側にミスしにくいという。

Point①
かなり厚く読むのが上手なライン作りのコツ
ラインは厚く読んだところから薄いほうにズラしていくほうがラインのイメージが消えにくく、適正ラインを探しやすい。最初はかなり厚めに読むところからスタートしよう。またラインのイメージは、フックラインの場合はボールの中心を通る線よりも、ヒールの端を通る線を想像するほうがアマラインに外しにくい。スライスはトウの線をイメージしてみよう
傾斜がわかりにくいときは、「低いほう」から見るのが鉄則。まずは仮定でいいのでどちらが低いかを想定し、ラインに対して低いサイドの横から見る。違和感があれば逆側に回って見直そう。余裕があればカップ反対側からもラインを見たり、ブレーキングポイント付近にも立ってみるなど、プロたちがやっているように足を使って歩き回りながらラインを見ることが大事だ。
「打つ前には、想像のラインをボールとカップ間で往復させましょう。カップから戻ってくるイメージを重視し、そのラインにフェースが真っすぐ向いているかを確認し、タッチをイメージして素振りをしましょう」
Point②
傾斜は低いほうから見る
傾斜は「低いほう」から見るほうがわかりやすい。ボール地点からだけでなく、スロープレーにならない範囲でグリーン内を歩き回り、いろいろな場所から見て判断しよう


Point③
カップから戻ってくるイメージで素振り
ラインのイメージは、ボールとカップ間を往復させ、カップ側から戻ってきたラインに対してフェースをスクエアに合わせる。そして距離感と“弾道”を想像しながら素振りをする
ブレーキングポイントがイメージできない人は、下の写真のようにアライメントスティックを使って「切れ始め」の地点をアレンジする練習が有効。同じラインでもスティックの先端をどこに置くかによってブレーキングポイントが変わり、自然とタッチも変わってくる。コースでも仮想のスティックを思い浮かべることで、ブレーキングポイントをイメージしやすくなるはずだ。

「スティックドリル」でブレーキングポイントの見極めを鍛える!
フックラインの場合、狙ったラインに対してヒール側にアライメントスティックを置き、スティックの先端の位置を変えながら打つ練習をする。スティックの置き方を変えるとブレーキングポイントのイメージが変わり、自然とタッチも変わる感覚が養える。スライスラインはトウ側にアライメントスティックを置く
「コースでは、フックライン、スライスラインそれぞれ出やすいミスがあります。スライスや上りのラインは手元が流れてロフトが立ち、フェースも開きやすいので、ロフトキープを意識すること。フックや下りのラインは親指に力が入りやすいのでグリップを下から支えるように持つと打ち損じるミスが減るので、意識してみてください」

【スライスライン&上りの注意点】
左サイドを意識してロフトをつけたまま打つ
スライスラインや上りのパットは手元が流れてこすったり当たりが薄くなりやすい。左手首の角度を意識し、アドレス時のロフトを保ってストロークするのがポイント

【フックライン&下りの注意点】
グリップを“下支え”して手の悪さを防ぐ
フックラインや下りのパットは、親指でグリップの上面を押さえつける動きが生じてフェースをこねやすい。グリップを下から支えるイメージでストロークすると予防になる
月刊ゴルフダイジェスト2026年4月号より


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