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【ゴルフジム】「ドライバーで右に出ることが多いです」

読者の悩みを教え上手なプロがマンツーマンで解決する連載「ゴルフジム」。今回のお悩みは「ドライバーで右に出てしまうことが多い」というもの。その解決法とは?

PHOTO/Yasuo Masuda TEXT/Daisei Sugawara THANKS/Futako GOLF CLUB

教える人/川村李咲プロ

かわむらりさ。99年生まれ、沖縄県出身。8歳でゴルフを始め、研修生を経て、21年にJPDAドラコンプロライセンスを取得。整体の免許も所持し、体の構造からその人に合った飛ばし方を指導。「Futako GOLF CLUB」コーチ

<今週のお悩み>
「ドライバーが右に出てしまいます」

疋田 佳弘さん(42歳/身長170cm/ゴルフ歴5年/ベストスコア95/平均スコア100)
トップで手元の位置がやや高すぎ、なおかつクラブがターゲットより右を向いている(シャフトクロス)。手元を動かす意識が強すぎることと、左右の力のバランスが悪いことが原因。トップではもう少し、右手でクラブの重さを感じたい。

疋田 左右どちらのミスも出るんですが、ドライバーだととくに右に出ることが多いです。

川村 手元のコントロールがうまく利いていない感じがします。たとえば、右手だけでクラブを上げていくと、勝手に右わきが締まって、右手首のヒンジをきちんと使った形になりますよね? そうするとクラブは斜め(プレーンに近い角度)でキープされます。

疋田 普段だと、この位置でもっとクラブが立ってしまってますね。

川村 左手のほうが強いとか、右手の感覚で上げてもうまくヒンジを使えなかったり、右わきが空いたりするとクラブが立ちます。すると、軌道はアウト-インになりやすいです。

疋田 なるほど。

【ここが原因!】
クラブをタテに使いすぎています

グリップする力が強すぎる、あるいは右手より左手を強く握ってしまうと、トップでクラブが立ちやすい(写真右)。この位置からだと、ダウンスウィングでクラブが高確率でアウトから下りる(写真左)

川村 できれば、トップの形を鏡で確認しながら、右手だけで素振りを繰り返すと、自然にクラブがインから下りる振り方になってくると思います。そうなったら、トップまでは右手で上げて、そこに左手を合わせて両手でグリップしてから振るという素振りにしてみてください。慣れたらボールを打ってもいいです。

疋田 ダウンスウィングの軌道が、今までと違います。フェースがインパクトでちゃんとスクエアに戻る感覚がありますね。

川村 その振り方だと、今度はボールを意図的に右に打ち出せるはずなので、ターゲットラインに目印になるものを置いて、出球をそれより右にする練習をするといいですね。

これで解決!
「右手の感覚を使って
     クラブの角度を調節しよう」

Point 1
トップは右手でクラブを斜めに支える

右手だけでクラブを持ち、トップの位置で静止する。クラブの重さが指の付け根にかかって、クラブが自然に斜めになるのが正解。右手首がしっかりヒンジされ(親指側に曲がり)、右ひじが下を向いてわきが締まる。

Drill 1
ターゲットラインよりも出玉を右に出す

ボールの先に何か目印になるようなものを置き、出球がそれより右を通過するかどうかを確認しながら打つ。軌道が適切なイン‐アウトなら、右に打ち出しつつボールがつかまってドローになる。

Drill 2
右手1本で上げてトップの位置を確認

トップまでは右手で上げ、そこに左手を合わせて、ダウンスウィングは両手で振る。最初は素振りから、慣れたらボールを打ってみる。クラブをインから下ろす感覚がわかる

右手だけでクラブを持ち、素振りを繰り返す。途中、トップでクラブの角度を確認しながら行うのがポイント。右手首がしっかりヒンジされ、クラブを斜めに支えられていればOK

週刊ゴルフダイジェスト2026年2月24日号より

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