【ゴルフジム】「アイアンでダフったりシャンクしてしまいます」
ゴルフジム
読者の悩みを教え上手なプロがマンツーマンで解決する連載「ゴルフジム」。今回のお悩みは「アイアンでダフリやシャンクが出てしまう」というもの。その解決法とは?
PHOTO/Norio Tsuburaoka TEXT/Daisei Sugawara THANKS/学芸大ゴルフスタジオ


教える人/兼濱開人
かねはまかいと。90年生まれ、沖縄県出身。プロコーチ・森守洋氏の一番弟子で、プロだけでなくアマチュア、ジュニアまで幅広く指導する。「学芸大ゴルフスタジオ」ヘッドコーチ
<今週のお悩み>
「アイアンでダフったりシャンクしたりします」
益田 勇気さん(38歳/身長173cm/ゴルフ歴5年/ベストスコア91/平均スコア99)
アイアンにしてはトップがかなり大きい(2コマ目)。それによって、ダウンスウィングで手元を体に引き付けるのに時間がかかり、ハーフウェイダウン(シャフトが地面と平行の地点)で、手と体との距離がかなり離れてしまっている。
益田 アイアンがダフりやすくて、ひどいときはシャンクも出ます。
兼濱 まず問題なのが、番手(距離)に対して、スウィングが大きすぎることです。トップが不必要に大きくなると、プレーン上にクラブを引き戻すのに余分な力を使ってしまうので、ダウンスウィング後半で息切れしてしまうんです。

【ここが原因!】
トップが大きく切り返しに余分な力が要る
アイアンのトップを、ドライバーで「飛ばそう」とするときのように大きくしてしまうと、プレーン上に引き戻すのに時間がかかり、オンプレーンとなる確率も下がってしまう。
益田 しっかり振らないとショートするんじゃないかという不安はあります。
兼濱 では、本当にそれくらい大きなスウィングが必要かどうか、実験してみましょう。ボール位置に「インパクトバッグ」を置きますから、右手1本でクラブを持って、できるだけ強く叩いてみてください。
益田 (何度か叩きながら)こんな感じですか?
兼濱 そうです。そのとき、どのあたりまで右手を上げているか、確認してみてください。
益田 あれ、ほとんど肩の高さくらいまでしか上げてませんね。
兼濱 実はそこが一番強く叩けるスタート地点で、大体の人がそのくらいの高さなんです。その高さを意識して、今度は両手で振ってみてもらえますか。
益田 むしろこの高さのほうが強く振れる感じがしますね。これ以上高く上げるのが「無駄」だというのがよくわかります。
兼濱 ヘッドを見ながら素振りをしたときに、顔の向きとヘッドがずっと同じ動きをするように、全体を滑らかに振れるとアイアンの再現性は高まります。
これで解決!
「必要最小限のトップから
鋭くボールを叩こう」
Point 1
「8割トップ」がアイアンの基本

アイアンで「最大飛距離」が必要な場面はほとんどなく、トップの大きさも通常は8割程度で十分なことが多い。アイアンを打つ場合には、常にそのことを頭に入れておく必要がある。
Point 2
「顔の横」の高さだとプレーンへの引き戻しがスムーズ
トップで手を肩の高さ、あるいは顔の横程度までしか上げないと、最小限の切り返し動作でクラブをプレーン上に引き戻せる。当然、インパクトの再現性も高まる。

Drill 1
素振り中にヘッドで地面を叩く

ダフリ癖のある人は、ヘッドが地面に当たるのを無意識に怖がり、伸び上がりや振り遅れなどを併発するケースがある。素振りでしっかり地面を「叩く」ことで、ボールを上からとらえる軌道を確認できる。
Drill 2
小さい振り幅でボールを打つ

コンパクトなスウィングでも、しっかりボールをとらえられれば一定の飛距離が出るということを、体(脳)にインプットすることで、実際の場面でも必要以上にスウィングを大きくしなくなる。
週刊ゴルフダイジェスト2026年2月3日号より
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