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【ゴルフジム】「ドライバーで強振すると右に出やすいです」

読者の悩みを教え上手なプロがマンツーマンで解決する連載「ゴルフジム」。今回のお悩みは「ドライバーで強振すると右に出やすい」というもの。その解決法とは?

PHOTO/Norio Tsuburaoka テキスト/Daisei Sugawara THANKS/学芸大ゴルフスタジオ

教える人/兼濱開人

かねはまかいと。90年生まれ、沖縄県出身。プロコーチ・森守洋氏の一番弟子で、プロだけでなくアマチュア、ジュニアまで幅広く指導する。「学芸大ゴルフスタジオ」ヘッドコーチ

<今週のお悩み>
「ドライバーで強振すると右に出やすいです」

折田 清一さん(56歳/身長173cm/ゴルフ40歴/ベストスコア73/平均スコア85)
インパクト直前の位置で、体の開きに対してややクラブが遅れていて、わずかだが「振り遅れ」が発生している(3コマ目)。ヘッドを最大限に走らせることができれば、振り遅れによる右プッシュ(あるいは抜け)は防げるはず。

折田 時々、つかまりきらずに右に出ることがあります。

兼濱 ちょっとやってみてほしいことがあるんですけど、右腕を意識してインパクトでバンッとボールを「叩ききった」ところで、静止してもらえますか。

折田 自然に勢いが弱まるところまで振るということですね。となると、こんな感じでしょうか(正面から見て、手が頭の後ろまで回ったところで静止)。

兼濱 そこで、左手だけを離してみてください。

折田 左手を離すと……少しクラブが戻り(右手が頭の後ろから顔の横くらいまで動き)ますね。

兼濱 右腕を意識して、右で叩こうとしているのに、その分(右手の戻り分)だけ体(左サイド)でも引っ張っちゃってるってことなんですね。体で引っ張る意識が強いほど、右で叩く力が抑制されて、いわゆる「振り遅れ」になる確率が高くなります。

【ここが原因!】
「体の左サイドで引っ張りすぎです」

切り返しで左肩、左腰を使いスウィングをリードする意識が強すぎると、右サイドが追い付かずにインパクトで振り遅れ状態になる可能性が高い。左で引っ張ると同時に、右サイドで「叩く」意識も必要

折田 確かに、切り返しでは手を使うより、なるべく体を使って振ろうという意識はあります。

兼濱 ヘッドが走りきらない分、フェースを閉じるタイミングが遅れるんですね。ドライバーというのは、潜在的に「ボールは左足寄り」で「アッパー」に打たなきゃいけないという意識があるので、そもそも振り遅れやすいんです。

右足の前で地面を軽くこするようなイメージで、早めにフェースを閉じてやると、インパクトでちょうどスクエアになります。

これで解決!
「もっと鮮明に
 右手で叩く意識を持とう」

右手で「叩ききる」とその場で左手が離れる

右打ちの場合、ボールを「叩く」のは
主に右腕の仕事。右腕で「叩ききった」と感じるところでスウィングを止め、左手を離したときにグリップ位置がずれなければ、しっかり右手を使えている証拠。

Point
右サイドのリリースを適切に使う


ダウンスウィングの中盤から終盤にかけては、右サイド(右手)を積極的に使ってヘッドをリリースすることで、自然にフェースターンが起こって球がつかまりやすくなる

Drill 1
右足前で地面をこすって素振り


ドライバーでフェースを返すタイミングは「右足前」。素振りを繰り返しながら(右手だけでやるとさらに効果的)、右足の前でソールを地面に接触させると、適切なタイミングがつかみやすい

Drill 2
フェースを返す目印を置いて打つ


テニスボールなどをボールの手前(飛球線と重ならない位置)に置き、それを打つ意識で振る。フェースを返すタイミングが早まり、右手で自然にヘッドを走らせる感覚もわかる。

週刊ゴルフダイジェスト2026年1月27日号より

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