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【読者記者】No.1928「傾斜の中でも左足下がりが特に苦手でバランスを崩してしまいます」

読者が自身の悩みを解決する方法について、直接プロに取材する「読者記者」。今回のお悩みは「左足下がりがうまく打てない」というもの。果たして解決方法は?

PHOTO/Yasuo Masuda TEXT/Daisei Sugawara THANKS/学芸大ゴルフスタジオ

読者記者No.1928 羽鳥順治さん

●55歳 ●自営業 ●ゴルフ歴/25年 ●ベストスコア/81 ●平均スコア/87 ●172㎝・61㎏ ●ドライバー飛距離/220ヤード

先生/櫻井寿哉

98年生まれ、三重県出身。10歳からゴルフを始め、高校卒業後にツアーキャディを務めるかたわらレッスン活動を開始。23年、PGAティーチングプロA級取得。現在まで延べ1500名以上を指導。「学芸大ゴルフスタジオ」コーチ

羽鳥さんのお悩み
「左足下がりがうまく打てない」


傾斜の中でも左足下がりが苦手でダフったりするのはもちろんのこと、途中でバランスを崩してしまってスウィングにならないこともあります。


アドレスでも少し左足体重が強すぎるが、ダウンスウィングに入ると軸が左にずれるくらいの左重心になっている(3コマ目)。これだと安定してボールをとらえづらい

羽鳥 左足下がりがうまく打てなくて……。

櫻井 おそらく傾斜なりに立つことを意識していると思うんですが、それで少し左足重心になりすぎています。仮に平らなところでそんなに左重心にしたら、空振りしちゃいますよね? それでも当てるにはアーリーリリースで早くヘッドを落とすしかない。

羽鳥 ああ、それでダフりやすいし、ときどきヘッドが刺さったりするんですね。

櫻井 そういうことです。なので、アドレスでは最大でも6:4くらいの左足重心にとどめておいて、切り返しのときにもあまり左に踏み込まずに、左6:右4の体重配分のままインパクトするようにしてみてください。

羽鳥 今までより打ちやすい!

櫻井 それと、傾斜地でバランスよく振り抜くためには、「振りすぎ」に注意してくださいね。

<問題点>
傾斜なりの左重心すぎる

傾斜した地面に対して垂直に立とうとすると、斜度によってはかなりの左足体重になってしまう。それだとフィニッシュまでバランスを保てない

記者「斜面に対して垂直に立とうとしています」
プロ「左6:右4くらいの体重配分にとどめましょう」

地面に対してではなく、重力方向に対して上体を真っすぐにする。これにより、左足体重にはなるものの、左足に過度に体重がかかりすぎない構えになる。重心位置は平らなライとほぼ同じで、センターよりわずかに左となり、普段通りの感覚で打っていける

Point
ボール位置を左にしすぎない

過度な左足重心アドレスだと、ボール位置も左足寄りにしてしまいがち。すると切り返し以降でさらに左に乗らざるを得なくなり、バランスを崩しやすい

アドレスの重心配分を変えずに下ろす
バランスを崩さず振れるようになってきた!

平らなライのときと同じように、切り返しで強く左に踏み込んでしまうと、傾斜の影響で体が突っ込みやすい。むしろあえて「踏み込まない」ようなイメージで、アドレス時の左6:右4の体重配分を変えないようにしてクラブを下ろすと、ヘッドが素直にボールに届く

Point
フォローを7割に抑えて振る

平らなライと同じ大きさのスウィングをしてしまうと、スウィング途中でバランスを崩しやすい。フィニッシュを7割程度に収めるとバランスがいい

Drill
斜面の同じ場所をヘッドでこする

傾斜地で素振りができる機会があれば、ヘッドで地面を確実にこするようにして振る。同じところを何度も正確にこすれると、傾斜地でのミート率が上がる

<取材後記>
左に踏み込まない感覚が新鮮
左足下がりでも、切り返しでは当然のように左に踏み込んでいましたが、それだと突っ込みすぎちゃうんですね。「踏み込まない」感覚は新鮮でしたが、効果バツグンでした。

月刊ゴルフダイジェスト2026年2月号より