【ゴルフジム】「ティーショットが球が上がらず飛距離が出ません」
ゴルフジム
読者の悩みを教え上手なプロがマンツーマンで解決する連載「ゴルフジム」。今回のお悩みは「ドライバーの球が低く飛距離が出ない」というもの。その解決法とは?
PHOTO/Yasuo Masuda TEXT/Daisei Sugawara THANKS/Futako GOLF CLUB


教える人/巣山 新太郎
すやましんたろう。98年生まれ。高校在学中にタイに渡り、卒業後プロ転向。2年間のタイ国内ツアー転戦を経て、帰国後にPGAティーチングプロB級を取得し、レッスン活動を開始。ゴルフが「楽しい」と思える、サプライズのあるレッスンを心がけている
<今週のお悩み>
「“低空飛行”で距離の出ないティーショットが出ます」
森 一晃さん(56歳/身長176cm/ゴルフ歴33年/ベストスコア80/平均スコア85)
トップは一見大きく見えるが、手を上げる動きが主体で肩の回転は不十分。そこから、体全体でボールに向かっていくようにダウンスウィングしているため、入射角が鋭角になり、球を上げるのに必要なロフトを確保できていない
森 球が上がらずに170ヤードくらいしか飛ばないティーショットが、とくに朝イチでよく出ます。
巣山 球をしっかり「押したい」という気持ちが、スウィングに強く出すぎている感じがします。それによって、ダウンスウィングで体ごとボールに近づいてしまっています。
森 力んでるってことでしょうか。
巣山 もちろんそれもあります。力むと腕が縮みますから、ボールに届かせるには体を突っ込ませるしかない。そうすると入射角が鋭角になって、なおかつハンドファーストに当たるので、インパクトロフトが足りなくなるんです。
森 なるほど。
巣山 切り返しでは、上体をボールに近づけるんじゃなくて、下半身も使ってスッと沈み込む感覚のほうがいいです。そのあとすぐに伸び上がって、左腕とクラブを一直線にして当てられると、十分なインパクトロフトを確保できます。
森 沈む感覚がちょっと難しいですね。
巣山 下半身も力むと動きづらいですから、ポンポンと連続ジャンプするような感じで、なるべくリラックスして動かすようにしてみてください。
森 沈む動きと伸び上がる動きをうまく組み合わせられると、ヘッドスピードも上がる感じがしますね。
巣山 左足を踏み込んだらすぐ跳ね上げて、それに合わせて振る練習をすると、伸び上がるタイミングがよくなりますよ。
これで解決!
「切り返しで下半身を
沈む込ませる意識で振ろう」

Point 1
肩の回転でクラブを上げる

手だけでクラブを高く上げ、トップを大きくしたとしても、飛距離にはつながりにくい。始動から肩の回転を使って上げ、胸の回転量を増やすことで、手の位置を高くしなくてもパワーが出せるトップになる
Point 2
連続ジャンプのイメージで下半身を脱力する
切り返しからダウンスウィングでの下半身は、リラックスしていることが最も重要。小刻みに連続ジャンプするときのようなイメージで、ひざ、足首などを柔らかく使う

Drill 1
踏み込んだ左足をすぐに引いて振る

右足を1歩引き、左足に多く体重をかけた構えから、切り返しでさらに強く左に強く踏み込み、反動を利用して左足を後ろ(背後)に引きながら振る。伸びる動作がヘッドスピードを上げるのを実感できる
週刊ゴルフダイジェスト2026年1月6・13日合併号より
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