【ミナセの小部屋】Vol.51「腕で胸を押さえつけないで」大きなスウィングアークの作り方
PHOTO/Takanori Miki
1年で50ヤードも飛距離を伸ばした『ゴルル』メンバーの小澤美奈瀬が飛ばしの秘訣をお伝えする本連載。今回は大きなスウィングアークを作るうえで注意すべきバックスウィングのポイントについて教えてもらった。
胸と腕の距離感を変えない
こんにちは! ドライブ大好き小澤美奈瀬です。梅雨前の最高な気候のこの時期、みなさんドライブしてゴルフを楽しんでくださいね。
さて今回は、大きなスウィングアークを作ろうと思ったときに、注意すべきポイントについてお伝えいたします。
飛距離アップするには、スウィングアークが大きいに越したことはありません。でも、このときに注意してほしいのが、アドレスで作った手元と胸の距離が変わってしまうことです。
これを防ぐため、私はテークバックでは、肩ではなく“胸を回す”意識を持つようにしています。
肩を回す意識を持つと、頭の位置が右へズレたり、左腕で胸を押さえつけてしまい、スウィングアークが小さくなってしまう原因になります。
でも、胸を意識してテークバックすることで、手元が体の正面にある状態をキープしたまま振り上げやすくなり、結果的に大きなスウィングアークを作ることができます。
アドレスからトップまで、手元と胸の距離感が変わらないよう胸を回す意識を持てば、スウィングアークが大きくなり飛距離アップにつながってくるので試してみてくださいね。
肩ではなく胸を回す意識を持つと
スウィングアークが大きくなる
スウィングアークを大きくしようとして、バックスウィングで肩を回す意識を持つと、頭が右へ動いたり、腕が横へ動きやすくなり逆効果に。さらに左腕で胸を押さえつける形になり、振り遅れの原因にもなる。アドレスで作った手元と胸の距離を変えないように、胸を回してトップを作ると、大きなスウィングアークが作りやすいという
週刊ゴルフダイジェスト2021年5月25日号より