【読者記者】No.1920「自分の動画を見ると、上手い人と何かが違う…どこを直せばよいのでしょうか?」
読者記者がゆく
読者が自身の悩みを解決する方法について、直接プロに取材する「読者記者」。今回のお悩みは「プロのようなカッコいいスウィングを手に入れたい」というもの。果たして解決方法は?
PHOTO/Yasuo Masuda TEXT/Daisei Sugawara THANKS/honobo Golf


読者記者No.1920 矢口恵理さん
●27歳 ●自営業 ●ゴルフ歴/4年 ●ベストスコア/91 ●平均スコア/96 ●ドライバー飛距離/180ヤード
先生/井上靖
71年生まれ、神奈川県出身。本能的で体にやさしいスウィングを追求。「八王子ニューゴルフ」、「honobo Golf」、「飛鳥ゴルフ練習場」、「相模川ゴルフガーデン」でレッスン中

矢口さんのお悩み
憧れのプロみたいにカッコよく振れない
リン・グラント選手みたいなカッコいいスウィングに憧れています。自分のスウィングを動画に撮って研究していますがなかなかカッコよく振れないんです。
テークバックでの右腰の横ずれがかなり大きい(2コマ目)。これにより骨盤に強い左傾斜がついてしまうため入射角がきつくなりすぎている
矢口 動画で見ると、上手い人とは何かが違っていて……。
井上 ひとつは、テークバックで右腰を突き出すような動きがよくないです。アドレスでできる骨盤の傾き(左が高い)をキープして、右腰を真後ろに引くイメージで回してみてください。
矢口 右腰がずれないですね。
井上 それと、左手が支点の「てこ」の原理を使って上げる意識を持つといいですね。そうするとトッ
プがコンパクトにまとまります。

<問題点1>
始動直後に右腰が横にずれる
重いものを腰の反動を使って持ち上げているかのように、始動直後に右腰が高くなっている。右腰を突き出すと、骨盤、上体とも回転しにくい
<問題点2>
クラブを上げる際に左手が体から離れる
スウィングをスタートしてすぐに、左手が体から離れる方向に動き、それによってヘッドが不必要にインに引かれている

記者「トップの形がうまく決まりません」
プロ「左腰の高さをキープするのがコツです」

Point
右足甲の上に頭を持っていく

頭を思い切って右に動かすと、骨盤はずれなくなる(写真)。目安として、トップまでに頭が右足甲の上に移動することを意識するといい
てこの原理で左手グリップを押し下げる。
ヘッドがスムーズに上がるようになった!

<取材後記>
腰の動きがすごく変わった
腰はちゃんと回しているつもりでしたが、右腰を突き出さないようにして回すと、今までとの違いがはっきりわかりました。これで少しはカッコよく振れるようになった気がします。
月刊ゴルフダイジェスト2025年11月号より


レッスン
ギア
プロ・トーナメント
コース・プレー
雑誌
























