【アプローチ】目指せ、タイガーみたいなカッコいい球。第4弾「スピンアプローチ」が打ちたい!
トッププロ技の代名詞でもあるスピンアプローチ。実は、これはそこまで難しい技術ではなく、ヘッドを加速させるポイントさえわかれば打てるようになると中村プロはいう。その4「スピンアプローチ編」
フェースに乗っている時間がポイント
── スピンアプローチのポイントを教えてください。
中村 スピンをかけたいと思うと、ダウンスウィングでヘッドを勢いよく上からガツンと入れがちです。その打ち方でもスピンはかかるかもしれませんが、距離感が合わせにくくスピンのかかり方もマチマチになってしまいます。
中村 プロのように距離感を合わせながらスピンをかけたい場合、インパクト以降のヘッドスピードを上げなくてはいけません。フェースとボールの接地時間が長くなればスピンが効き、ボールコントロールもしやすいので距離感が合わせやすくなります。
右手首の変えずに打つ。フェースに乗る時間が長くなる
ポイント フェースにボールを乗せる感覚で振り抜く
スピンをかけるには、フェースとボールの接地時間を長くすることがポイント。そのためには、インパクトからフォローにかけボールをフェース面に乗せるように動かしたいので、右手甲の角度を変えずにヘッドスピードを上げながらボールを押すように打っていく。
タイガー・ウッズのスピンアプローチ
PHOTO/Tadashi Anezaki
週刊GD2019年5月21日号より