【UTの苦手を克服!】#2 インパクトで“お腹をへこませる”イメージで打ってみてください
ユーティリティを打ちこなすにはどうすればいいのか。引き続き富村真治プロに話を聞いていこう。
PHOTO/Hiroaki Arihara THANKS/ザ・カントリークラブ・ジャパン(千葉県)
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- ユーティリティを打ちこなすためのポイントを富村真治プロが指南。最後は、しっかりと上からヘッドを入れていくために意識すべきポイントと、オススメの練習法を教えてもらった。 PHOTO/Hiroaki Arihara THANKS/ザ・カントリークラブ・ジャパン(千葉県) 富村真治 とみむら・しんじ。1991年生まれ、沖縄県出身。東北福祉大を卒業後、13年にプロデビュー。昨年、AB……
インパクトでお腹をへこませる
――UTで手打ちにならない対策を教えてください。
富村 インパクトでお腹をへこませると“腹筋が抜けない”ので手元を低い位置で動かせますよ。
――腹筋が抜ける? どういうことでしょうか。
富村 お腹が伸びるということです(笑)。お腹が伸びてしまうと、スウィング中に体幹に力が入らないので、インパクトで前傾角度がキープできずに手元も浮いてしまいます。
――インパクトでお腹をへこませる……難しくないですか?
富村 スウィング中に両腕の間に大きなボールを挟んだまま振るイメージをしてください。そのイメージを持ったままインパクトすれば、簡単にお腹をへこませたインパクトができるんですよ。
――面白い発想ですね!
富村 手元が浮かなければ、フェースが開くことなくヘッドが上から入ります。高い弾道でピンまで距離があってもキャリーが出るので止めることができます。
――インパクトイメージは、横から払うよりも上から打つダウンブローがいいんですか?
富村 基本的に上からヘッドを入れるイメージのほうが、手元が浮きにくくミスショットになりにくいですよ。
Point 1
大きなボールを抱えたままインパクトするイメージ
アドレスでできた腰のベルトラインを変えないままインパクトするのが理想。腰のラインが地面と平行になると手元が浮いてしまうのでミスショットの原因になる
腰のラインが変わらずにインパクトできると、手元が浮かずヘッドを上から入れることができる。腰のラインが地面と平行になるとヘッドが下から入りやすくなりミスショットになる
Point 2
手首の角度を保ちコンパクトに振る!
手首の角度をキープしたまま、コンパクトなスウィングを心掛ける。ヘッドを走らせようとしなくても、シャフトが長くヘッドもアイアンに比べ反発が強くミスヒットに強いため、簡単に弾道の高いボールが打てる
手元が浮く=手首の角度が崩れる。言い換えれば、手首の角度の意識が手元の浮きを防ぐことにもつながるのだ
ソールが滑るのは、上からヘッドが入ったときのみ。手首の角度が崩れて伸びてしまうとダフってしまうので要注意
>>もうひとつ、重要なポイントは左足!
- ユーティリティを打ちこなすためのポイントを富村真治プロが指南。最後は、しっかりと上からヘッドを入れていくために意識すべきポイントと、オススメの練習法を教えてもらった。 PHOTO/Hiroaki Arihara THANKS/ザ・カントリークラブ・ジャパン(千葉県) 富村真治 とみむら・しんじ。1991年生まれ、沖縄県出身。東北福祉大を卒業後、13年にプロデビュー。昨年、AB……
週刊ゴルフダイジェスト2024年4月2日号より