【全日本ダブルス 沖縄大会】「100切りしたら挑戦してほしい!」初めてのダブルス競技参戦記
月刊ゴルフダイジェスト
5月23日の小野東洋GCでの関西予選を皮切りに全国で予選が行われ、11月13日、片山津GC白山Cで幕を閉じた今年の「全日本ダブルス選手権 スリクソンカップ」。予選の最終戦、沖縄大会に主催者を代表して月刊ゴルフダイジェスト編集長がダブルス参加。競技の魅力をレポート!
PHOTO/Takanori Miki

ゴルフの新たな楽しみが
見つかる場所
アベレージゴルファーの自分にとって競技は無縁だと思っていた。主催者ということで参加の機会をいただき思ったのは、『めちゃくちゃ楽しい!』ということ。そこで今回は、競技に出るとなった時の不安や緊張、ワクワクを共有させていただきたい。
まずはルールについて。例えば『カート道にボールが止まった時』の処置など、普段は“何気なく”やっていないだろうか。こういう部分が前日にものすごく不安になる。そして、これでもかというくらい確認する。調べている時もなんかドキドキ……。
そして、前日の“作戦会議”。ここでは、パートナーといいイメージと悪いイメージを想像したり、『同伴競技者はどんな人かなぁ』とかいう、考えても仕方のないことを考えたりする時間。なんの生産性もない時間なのだが、なんだか楽しい。結局最後は「楽しもう!」ということで落ち着くわけだが、もちろんこの時もドキドキしている。
当日は御多分に洩れず、多大なる緊張を味わうことになる。1番のティーショットは嫌でも“ボールに当てにいく”なんとも情けないスウィングをするわけだが、ここを乗り切ればあとは楽しさが勝つ。前日の作戦会議なんて、なんの意味もなかったと実感するのだが、それでも“チーム”でプレーする競技に徐々に慣れ、ともに声を掛け合ったり、ラインを読み合ったり、自然とチームプレーが生まれたりする。
結果は振るわなかった(10位)が、この緊張感と楽しさは味わわなければわからない。何より、「俺は競技に出られる腕前じゃないし……」なんて思っている方がいたら、声を大にして言いたい。100を切るくらいの腕前をお持ちなら、ダブルスに一度出てみてください! 新たなゴルフの楽しみが増えるはずです!

予選最終戦ということで、主催者を代表して、アベレージゴルファーである私が恥を忍んで出場。パートナーは大学の先輩。同組の宮里さん、前田さんペアにたくさん助けられました(汗)
スリクソンユーザーを直撃!
「見た目と操作性の良さでまだまだやめられない」
前田宇宙さん
「もう60歳を過ぎているので、もっと楽なアイアンにしようかとも思ったのですが、このアイアン(Zフォージド)のシュッとした見た目と打ちたい球が打てる操作性の良さの虜でして……やめられないんです」

「長く使うほどに愛着が出てくる」
石井聡さん
「もうかれこれ15年くらい“XV”を使っています。最初はただスリクソンが好きという理由で使い始めたんですが、使っていくうちに愛着が湧いてきてやめられなくなりました。飛ぶし止まるし、性能にも満足しています」

「パットの集中力が増しています」
吉田壮一郎さん
「ツートンカラーのボールを使っているのですが、パッティング時の転がりがわかりやすいだけでなく、真ん中のラインに打ち出しを合わせられるので集中力も増します。このボールを使い出してから調子がいいです」

「スリクソン独特の打感が好きです」
梅岡勇哉さん
「打感が好きです。弾くんですけど、その中に『モチッと』した感じがあるので気持ちいいんですよね。この感覚が好き。XVも同じような感覚があるので、どちらも使っています。どっちにしてもスリクソンです」

<沖縄大会 成績>
10月17日(金)PGMゴルフリゾート沖縄 天候/晴れ
| 順位 | スコア | 選手名 |
|---|---|---|
| 1 | -2 | 金城歩未 池原柚佑 |
| 2 | -1 | 尾崎幸一郎 根本幸範 |
| 3 | +1 | 林久仁彦 吉田壮一郎 |
| 4 | +4 | 宮里毅 前田宇宙 |
| 5 | +8 | 金城由亜 大平正騎 |
| 6 | +8 | 石井聡 星英典 |
| 7 | +8 | 金城匡哉 大平泰輝 |
| 8 | +10 | 中田悠一朗 梅岡勇哉 |
| 9 | +10 | 館岡馨 関恵太郎 |
| 10 | +11 | 五十嵐誠 松岡昌平 |
| 11 | +11 | 正木僚也 前川祐之朗 |
※上位2位までが予選通過
月刊ゴルフダイジェスト2026年1月号より


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