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寺西明が語る“ダブルス”の魅力「自分のポテンシャル以上のパフォーマンスを引き出してくれる」

月刊ゴルフダイジェストが主催する「全日本ダブルスゴルフ選手権 スリクソンカップ」の関東B大会予選3戦目が東京バーディクラブで開催。今回は本大会歴代優勝者の寺西明プロ(当時はアマチュア)にダブルスの魅力を聞いてみた。

PHOTO/Yasuo Masuo、Kosuke Mori THANKS/美奈木GC、東京バーディクラブ

寺西明 てらにしあきら。30歳から競技を始めトップアマとして活躍したのち49歳でプロ転向。2020年には日本シニアオープンを制し、同年のシニアツアーで賞金王を獲得。月刊ゴルフダイジェスト誌で「ゴルフの急所。」連載中

自分のポテンシャル以上の
パフォーマンスを出せる

全日本ダブルスゴルフ選手権の予選は終盤を迎え、残すところ全日本進出を決める予選決勝ラウンドのみとなった。今回は本大会の歴代優勝者でもある寺西明プロに、ダブルスについて語ってもらった。

「私の場合はダブルスだろうと“自分のプレー”をすること、バーディを取ることしか考えてなかったですね。自分のゴルフをしてそれが最高のプレーになればいい。でも、当然パーフェクトではない。ミスしたときに味方がパーでも拾ってくれたら、ボーナスをもらったって感じで、こっちもノっていくわけですよ。だから個人戦よりもダブルスのほうが、ポテンシャル以上のパフォーマンスを出せる可能性は高いです。一人だと守りに入っちゃうような局面やホールで攻めきれる、それもダブルスの楽しさです」

3回の優勝を誇る寺西に、ダブルスで勝つ秘訣を聞くと、味方にバーディを取ってほしいとか“期待しないこと”だと言う。

「期待をすればするほど、自分の中の責任も膨らんでいって、硬くなってしまう。相手に何かを求めるんじゃなくて、自分がベストを尽くすことが大事だと思います。

あとは、悪い流れを作らないこと。自分がミスしたときに『流れを悪くしちゃったかな』とか考える必要はありません。ボギーでも、それはそれで忘れる。そのときに、味方が拾ってくれていたら“流れいいな”と思う。余計なことを考えずポジティブになることが重要です」

会場でスリクソンユーザーを直撃!

競技に出始めてからずっとXV!
浜田隆志さん

「競技に出るようになってボールをしっかり選ぶようになりました。いろんなボールを打ち比べた時にXVが一番飛んだので使っています。打感も好きで、スピンのかかり具合もいい。僕にとってバランスが取れている感じです」

最近、他メーカーからXVにスイッチ!
林哲也さん

「以前は他メーカーのボールを使ってましたが、XVは飛距離が出てアプローチのスピンが効くとゴルフ仲間から聞いて替えました。体感ですが5~10Yは飛ぶようになりました。アプローチでの打感も好きで、適度な硬さなのでコントロールしやすい感じがしますね」

10年くらいXVユーザーです!
川辺健也さん

「打音はかなり気にするタイプで、僕は鈍い音が好きなのですが、重くて手にしっかりくる感じがあって気に入ってます。10年くらい使い続けてきてボールの進化として飛距離性能のアップをすごく感じてます! 途中で他のボールへの浮気はナシ! それくらい好きですね」

打感がとにかく最高です!
岡部哲也さん

「ボール選びのポイントは打感の良さと打球音の良さです。僕にとって、XVはそれが両方ともぴったりハマッたんです。手に伝わる感覚が最高で、これを使ったらもう他のボールには替えられない。手放すことができないギアですね」

<関東B予選③ 成績>
8月1日(金)東京バーディクラブ 天候/雨のち晴れ

順位スコア選手名
1-3井上 学 貝森 惠介
2-2釣部 雅義 清澤 淳
3-1中村 圭吾 大谷 壽史
4-1松本 大助 松本 遥
5E酒井 透 菊地 香
6E福田 大介 村上 大介
7E徳嶽 太 徳嶽 政暁
8+2工藤 大将 貞廣 祐孝
9+2清水 直行 船瀬 茂
10+2林 哲也 川辺 健也
11+3井本 聡 井上 勉
12+4石井 聡 星 英典
13+6辻野 寛次 堀越 衛
14+9佐古田 雅士 杉浦 守彦
15+12津田 裕司 琴平 聡一
NR松本 直樹 水村 喜一朗
欠場浜田 隆志 武内 竜介
※14位までが予選通過

月刊ゴルフダイジェスト2025年10月号より