ニュー「プロV1」がツアーでお目見え。テストしたプロの感想は?
2年に一度モデルチェンジを行う、タイトリストの「プロV1」シリーズ。注目の2023年モデルが、一足先にツアーに投入されていた。さっそくプロに、打った感想を聞いてきた。
PHOTO/Shinji Osawa、Hiroyuki Okazawa
タイトリストのプロV1シリーズは2年に一度モデルチェンジを行う。現在のモデルが2021年モデル。つまり、来年ニュープロV1が出るというわけ。
そして先日、男子ツアー「マイナビABC」の練習日に、ニュープロV1シリーズが姿を現した。メーカー側からは、性能についてはまだ一切明かされていない……。だがやっぱり詳細が気になるので、打ったプロに感想を聞いてみた。
「プロV1は変わらない凄さがある。微妙な進化だから、新しくなってもすんなり移行できるんです」(藤田寛之)
「プロV1とプロV1x、両方打ちましたが、プロV1xのほうが進化が大きかった。少し硬くなった気がしたんですが、そ
の中に軟らかさも感じる。感覚の部分なので伝えにくいんですが……」(中西直人)
「音が変わりました。少し弾くような音になりましたが、打感はめちゃくちゃいい」(阿久津未来也)
マークが「矢印」から「鉛筆」に変わった
現行モデルは左右に矢印マークが入っていたが、今回は矢印ではなく、鉛筆のようなマークに(写真左)
テストしたプロの印象は?
藤田寛之
「フィーリングがさらによくなった」
「プロV1のいいところはちょっと打っただけではあまり変化がわからないこと。フィーリングがさらによくなったのは感じます」
ディンプルが小さくなった?
「見た目の変化はあまりないんですが、ディンプルが少し小さくなった気がします。性能は変わらないと思うんですけどね」
中西直人
「硬さの中に軟らかさがある」
「プロV1x の凄いところは、硬いんだけど、その中に軟らかさがあること。それが独特の打感を生むんです」(中西)
阿久津未来也
「パターの打感が変わりました」
「パターで打ったときの音が変わった気がします。ただ、これは慣れの問題なので影響はないです」
佐藤大平
「音が少し硬くなった印象」
「プロV1xは打感が少し変わりましたね。少し硬くなったと感じました。自分にはちょうどいい硬さです」
月刊ゴルフダイジェスト2023年1月号より