“200Yクラブ”の代表格として名を馳せた「ロイコレ」。その新作は、飛びのテクノロジーが凝縮されている一方で、時代に流されないヘッドサイズや形状で、アスリートに向けた骨太な仕上がりだ。ロイコレらしさ溢れる最新FW、UTに迫る

PHOTO／Kazuo Iwamura、Hiroaki Arihara　THANKS／クールクラブス

FW&UTで大事なのは操ることだ

かつてプロやトップアマの試合では、組の誰かのバッグに必ずと言っていいほど入っていたロイヤルコレクションのFWやUT。その精悍なルックスと力強い弾道に憧れるゴルファーが続出だった。

そんなロイコレが新たに『TM-X』という200Yクラブを発表。トレードマークである馬蹄のようなキャビティソールはアルミで覆われ、なかには振動吸収のシートを搭載。またクラウンにはカーボンを採用し、そこで得た余剰重量を多くの脱着式のウェイトに充てた。徹底した低重心構造、そして自在なフィッティングを可能にしている。

「正直ヘッドは小さいです。特にFWは。でも不思議と芯にしか当たらないんです。ミート率やボール初速も非常に高く、本来の飛距離性能そのものも高いです」（平野）

また上級者が求める操作性もピカイチだという。

「本当に意のまま操れる。意識するだけで上下左右に“適度に”コントロールできるんです。小ぶりなヘッドの優位性を、再認識させてくれるFWとUTです」（平野）

改めて痛感!
小ぶりなFWって、なんて扱いやすいんだ

FW
いろんな場面で使いたい人にもってこい!

FWは上級者になるほどいろんな場面で使いたいもの。小ぶりであり飛距離性能も高いこのヘッドは実戦でかなり威力を発揮するはず。

UT
目標への“合わせやすさ”はピカイチだ

ヘッドデザインの妙で、とてもボールに集中しやすい。こちらも飛距離性能が高く、また弾道も高い。グリーンを積極的に狙えるUTだ。

月刊ゴルフダイジェスト2022年12月号より