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【香妻陣一朗】アイアン型ユーティリティを新投入、ロングショットの精度を考えたクラブセッティング

2019年はZOZOチャンピオンシップに推薦出場するなど、多くの経験を積んだ香妻陣一朗。今季のスタートに向けて力を蓄える、彼のクラブセッティングを観察した。

こうづまじんいちろう/1994年生まれ、鹿児島県出身。2019年はシード獲得、初優勝が期待されるひとり。自身のYouTubeチャンネル「香妻陣一朗GOLFチャンネル」は登録者数2万人を超える

香妻陣一朗
ユーティリティをアイアン型に変更

オフの合宿ではひとまわり体が大きくなった香妻。飛距離全盛の時代だからこそ、トレーニングを重ねたのかと思いきや「飛距離アップが目的ではありません。単純に体力をつけたかったんです」と香妻。

香妻が飛ばしよりも重点を置いているのが、ロングショットの精度。そのために昨年からフェアウェイウッドとユーティリティを替えたと話す。

スリクソンZU85

「ターゲットに対してラインが出せます。高さもコントロールできるので、ティショットからパー5のセカンドまで使います」

「昨年はウッド型ユーティリティが2本。ウッド型の長所は、高さが楽に出て、ラフからもフェアウェイと同じように打てること。ただし、風に弱いという弱点があったので、1本はアイアン型に替えました。ティショットでも使えますし、弾道が吹き上がらないので長い距離でも狙っていけるんです」

ツアーで勝つためには、200㍎以上の精度を上げる必要があると考え、このオフは徹底的にそこを鍛えている。

「ショット精度がカギだと思っています。とくにロングショット。ここの数字が上がってくれば、勝つチャンスはあると思います。頑張ります」

スリクソンZ785ドライバー
顔と打感、弾道がお気に入り

長年使ったナイキに戻した
信頼の3Wヴェイパー

スリクソンZ585と
Zフォージドアイアン
ポケキャビとマッスル

ウェッジは手足の存在
クリーブランド52、58度

オデッセイ
ミルドコレクション♯6M
入る予感がする顔

アイアンはポケキャビと
マッスルバックのコンボ

PHOTO/Hiroaki Arihara

週刊ゴルフダイジェスト2020年3月31日号より