【時松隆光】ドライバーの飛距離はユーティリティで補う! ロングアイアンを抜いた、新選手会長の勝負クラブ
2019年は2位が2回、トップ10には7回入るものの優勝がなかった時松隆光。彼が新たに追加したクラブはとはいかに。
2年ぶりの優勝はミズノで
時松が、勝つために重要なクラブに挙げたのが2本のユーティリティだ。
「自分は距離が出るほうではないので、ロングショットの精度がスコアメークの鍵になります。パー5や距離の長いパー4のセカンドショット、パー3のティショットなど使用頻度はかなり高いです。
ロングアイアンと違って、球が上がりやすくグリーンで止められることが使用している理由です。3番、4番アイアンの変わりにユーティリティを入れています」
距離が長いコースではユーティリティでグリーンに乗せる、もしくはグリーン周りまできっちりもっていく。
「そこまでくれば持ち味のアプローチを活かすことができる」と時松は話す。
時松が昨年から替えたクラブはドライバーと3番ウッド。とくに今回のドライバーは打音がいいとお気に入りだ。
「前に使っていたモデルは音が鈍かった。それがダメというわけではないのですが、今回のモデルのほうが、打音が高くて飛んでいる感じがします。振っていて気持ちがいいんです」
新選手会長として二足のわらじを履く時松の活躍に期待したい。
高めの打音で
球の弾きがバツグンにいい!
3Wは飛距離と精度を
求めて「マーベリック」
距離の長いホールで活躍が増えるフェアウェイウッド。精度を高めるためにキャロウェイのマーベリックをテスト中
シャープな見た目と
打感に惚れ込む
ショット力の高さで勝負する時松を支えるミズノのアイアン。「シャープな顔と打感は文句ないです」と、時松も納得
抜けのよさに
こだわり抜いた
ウェッジはソールを削り、開いても違和感なく構えられるように調整。抜けのよさにこだわり抜いた
感性を
生かせるピン型
感性を生かせるピンタイプを使用
パターはできるだけ感性を生かして打ちたい。ピンタイプを長年使用する
飛距離よりも正確性で勝負する
PHOTO/Yasuo Masuda
週刊ゴルフダイジェスト2020年4月28日号より