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【時松隆光】ドライバーの飛距離はユーティリティで補う! ロングアイアンを抜いた、新選手会長の勝負クラブ

2019年は2位が2回、トップ10には7回入るものの優勝がなかった時松隆光。彼が新たに追加したクラブはとはいかに。

ときまつりゅうこう/1993年生まれ福岡県出身。昨年は優勝こそなかったが16年の初優勝から3年連続で優勝を果たす。今年は選手会長として男子ツアーを引っ張る

2年ぶりの優勝はミズノで

時松が、勝つために重要なクラブに挙げたのが2本のユーティリティだ。

200ヤード以上の距離を狙っていくユーティリティ。アイアンと同じ感覚で振れて、かつ楽に上がるためグリーンで止めることができる

「自分は距離が出るほうではないので、ロングショットの精度がスコアメークの鍵になります。パー5や距離の長いパー4のセカンドショット、パー3のティショットなど使用頻度はかなり高いです。
ロングアイアンと違って、球が上がりやすくグリーンで止められることが使用している理由です。3番、4番アイアンの変わりにユーティリティを入れています」

打音がお気に入りだという

距離が長いコースではユーティリティでグリーンに乗せる、もしくはグリーン周りまできっちりもっていく。

「そこまでくれば持ち味のアプローチを活かすことができる」と時松は話す。

時松が昨年から替えたクラブはドライバーと3番ウッド。とくに今回のドライバーは打音がいいとお気に入りだ。

ロングアイアンの代わりにユーティリティを投入。高く上がってグリーンで止まりやすいのが戦力になっている

「前に使っていたモデルは音が鈍かった。それがダメというわけではないのですが、今回のモデルのほうが、打音が高くて飛んでいる感じがします。振っていて気持ちがいいんです」

新選手会長として二足のわらじを履く時松の活躍に期待したい。

高めの打音で
球の弾きがバツグンにいい!

3Wは飛距離と精度を
求めて「マーベリック」

距離の長いホールで活躍が増えるフェアウェイウッド。精度を高めるためにキャロウェイのマーベリックをテスト中

シャープな見た目と
打感に惚れ込む

抜けのよさに
こだわり抜いた

感性を
生かせるピン型

飛距離よりも正確性で勝負する

PHOTO/Yasuo Masuda

週刊ゴルフダイジェスト2020年4月28日号より