フェニックスで377ヤードを記録! ザンダー・シャウフェレの最新クラブセッティング
1月のセントリートーナメントから使い始めたばかりのシャウフェレのニューセッティングをキャッチ。新ドライバー投入3試合目、優勝争いを演じたフェニックスオープンでは、平均飛距離326.3ヤード。最大飛距離は377ヤードを記録したというから驚きだ。
PHOTO/Yasuhiro JJ Tanabe
トータルドライビングの順位が上昇してきた
ザンダー・シャウフェレが、まだ手にしていないメジャー制覇に向けて、ニュードライバーを投入した。テストでは、ボールスピードが77.8㎧から78.7㎧に上がり、キャリーも283ヤードから292ヤードにアップしたという。
単純な飛距離だけではなく、ドライビングディスタンスとフェアウェイキープ率の順位を合算した「トータルドライビング」の順位にも注目すると、ニューモデルを使い始めた初戦のセントリートーナメントこそ52位だったものの、2戦目のファーマーズは39位、3戦目のフェニックスでは19位まで上昇。これに伴って成績も上がり、フェニックスでは優勝まであと1ストローク、3位タイでフィニッシュした。
フェニックスオープンでは377ヤードのビッグドライブも記録。ローグST(スピードチューニング)という名の通り、どれほどボールのスピードをチューンしてくれるのか。今後のシャウフェレのトータルドライビングが気になるところだ。
セットアップしやすいとシャウフェレも絶賛
ザンダー・シャウフェレの14本セッティング
3W エピック スピード トリプルダイヤモンド
7W マーベリック サブゼロ
アイアン エイペックス TCB
52度 ジョーズ
パター オデッセイ オー・ワークス レッド #7CH
ボール クロム ソフト X
シャウフェレが開発に携わった新シューズ
メジャー、ヒデキ、日本愛…
シャウフェレの独占インタビューもチェック!
- 2021年のマスターズで松山に惜しくも敗れ、東京五輪ではその借りを返すかのごとく金メダルに輝いた。日本育ちの台湾人の母親とドイツとフランスのハーフの父親の間に生まれ、実は本人以外、家族全員が日本語を話せるという、おそらくPGAツアーいちの日本びいき。そんなちょっと不思議なアメリカ人プレーヤーが、メジャーのこと、日本のこと、松山のこと、いろいろと話してくれた。 取材・撮影/田邉安啓 ……
週刊ゴルフダイジェスト2022年3月8日号より