【三ヶ島かな】好不調の波を抑えるため、スウィング改造に取り組むとともに、クラブも変更した。そのセッティングとは?
ツアー初優勝が期待される三ヶ島かなだが、昨年は好不調の波が激しいのが悩みだった。そこで、スウィング改造に取り組むとともに、クラブもマイナーチェンジを施した。今回はそんな彼女のセッティングを見ていくとしよう。
ツアー初優勝に向けて
マイナーチェンジ!
「オフにクラブを振り込んだ効果か、ウッド系のクラブで、スウィングのタイミングが合わなくなっ
てきました。そこで、シャフトを『R』から『SR』に替えました。タイミングが合ったのはもちろんですが、スウィングをしたときに、クラブ(ヘッド)の位置もより意識できるようになりました」
三ヶ島は、決して飛ばし屋ではない。本人も「2打目の精度を上げることが、安定した成績を残すためには絶対に必要」と話す。だからこそ、ユーティリティには強いこだわりを持つ。
スピン量と球の上がり方が重要なポイント。また、シャフトを替え、ヘッドの重さを感じられるようになった
「クラブを選ぶときは、とにかく顔が大事です。そして、一度気に入ったらなかなか替えないタイプです。ユーティリティはとくに顔の見え方が難しいクラブですが、今使っているクラブは、クラウンがマットでシャープに見える。構えていて本当に気持ちよくて、すぐ気に入りました」
新しくしたスウィングにクラブの性能がマッチすれば、初優勝は近い。
ゲームメークに
欠かせない5W
自信を持てる
距離感と方向性
アイアンは三ヶ島の生命線。すっきり構えられるシャープな見た目が気に入っている
「50度で100Y」が基準
ロングホールの3打目勝負のときは100Yを残す三ヶ島。そのときに迷わず自信を持って打てるように50度を基準にしている
座りと打感が
最高にいい
パターは構えたときの安心感がポイント。感性を生かせるピンタイプを使用。打感のよさも気に入っている
FWとUTで飛距離をカバー
PHOTO/Takanori Miki
週刊ゴルフダイジェスト6月2日号より