【ドライバーの正しい選び方】<前編>自分に合ったドライバーを見つけるための3つのキーワード
月刊ゴルフダイジェスト
年末から年始にかけて、新ドライバーが続々と登場するが、どうやって選べば良いのか。情報過多とも言えるこの時代、その情報を正しく処理し、本当に「自分に合うドライバー」を見つけるために、「失敗しない」ドライバーの選び方について改めて考える。
TEXT/Kosuke Suzuki PHOTO/Tomoya Nomura、Hiroaki Arihara ILLUST/Takanori Ogura

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- 自分に合ったドライバーを見つけるにはどうすればいいのか? 引き続きクラブ選びの専門家に、最適なドライバーを選ぶ方法、そして試打する際のポイントについて教えてもらおう。 TEXT/Kosuke Suzuki PHOTO/Tomoya Nomura、Hiroaki Arihara ILLUST/Takanori Ogura >>前編はこちら ……

解説/鹿又芳典さん
ゴルフショップMAGIC店長。メディアに引っ張りだこの人気クラブコーディネーター。アマチュアに寄り添ったクラブ選びが身上
自分の飛距離が伸びる
“言葉”を見つけよう
ニューモデルが続々と発表されるこの季節、メディアでの広告や試打企画で膨大な情報が飛び交うなか、クラブ選びは何を基準にどう考えればいいのか。クラブの“ご意見番”として知られるクラブコーディネーターの鹿又芳典さんに話を聞いた。
「まず大前提として覚えておいてほしいのは、ニューモデルが必ずしも劇的に飛ぶようになっているわけではないということ。クラブが年々進化しているのは間違いないですが、反発規制などのルールがある以上絶対的な飛距離性能は頭打ちで、進化は安定性ややさしさなどの面がメイン。もはや“誰でも絶対飛ばせるクラブ”は出てこないんです」
だからといって飛距離性能アップを謳っている広告やポスターは嘘かといえば決してそうではない。そのクラブが「なぜ飛ばせるのか」はきちんと書いてある。そこを読み解き、自分に合ったクラブを選ぶことが飛距離アップのためのカギになる。ポイントは広告からキーワードを見つけ出すこと。大きく分けるとフェース、低スピン、そして慣性モーメント(MOI)の3つの言葉だ。

キーワード1「フェース」
芯を食ったときのフェースの最大反発力はルールで制限されている。そのため今は、ミスヒットしてもそれに近い数値を出すための「広反発」がポイント。平均飛距離アップの要因だ

キーワード2「低スピン」
飛ばすためには適正スピン量が大事で重心の高さが関係する。スピンが多い人にとっては「低スピン」は重要な飛距離アップのポイントになるが、自分にとってそれが有効かどうかはきちんと見極める必要がある

キーワード3「MOI」
大MOIほどミスヒット時にヘッドがブレにくい。安定性アップのトレンドだが、ある種の扱いにくさを伴うため合わない人もいる。概ね7000~8000g・㎠が現代ドライバーの平均MOI
「まずは慣性モーメントの数値。最新モデルはだいたい7000~8000g・㎠くらいあるので、これを基準に大きいものほど一発の飛距離より安定性を重視しているヘッドだと考えていいでしょう。低スピンは、パワーがある人やスライサーなど、元々のスピン量が多い人にとっては有効な飛ばし要素ですが、パワーがない人にとっては低スピンすぎると球が浮かなくなるので注意が必要です。これはヘッドの重心と密接に関係していて、低・浅重心ほど低スピンになりやすい。浅重心はパワーヒッター限定の要素なので、とくに低重心がカギになります。そしてフェースは、高初速エリアの拡大が今のトレンド。これは飛びの平均値を上げる要素だと考えてください」
こういったワードの中から自分が飛距離を伸ばすために有効な要因を見つけることが、クラブ選びの第一歩だ。

反発規制がある以上、飛びの絶対値は限界がある
2008年、フェースの反発係数が0.830を超えるクラブを違反とする「COR規制」によって、高反発時代のような青天井の初速性能競争は制限された。そのためクラブの絶対的な飛距離性能はもはや頭打ちで、現代のドライバーで飛ばすには、自分のロスをいかに減らすか=自分に合ったクラブを選ぶことが飛ばしのカギになっている
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- 自分に合ったドライバーを見つけるにはどうすればいいのか? 引き続きクラブ選びの専門家に、最適なドライバーを選ぶ方法、そして試打する際のポイントについて教えてもらおう。 TEXT/Kosuke Suzuki PHOTO/Tomoya Nomura、Hiroaki Arihara ILLUST/Takanori Ogura >>前編はこちら ……
月刊ゴルフダイジェスト2026年2月号より


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